パニックになる前に! 急な病気やケガにも落ち着いて対処する方法6つ
また、こういった事務的な作業をすることで、自分の気持ちを落ち着ける効果 も期待できます。
●(5)主治医や病院に問い合わせる
病気やケガの症状はさまざまです。自分ではどうにも判断ができないときには、専門家に相談する のが一番です。
夜中の場合でも、懇意にしている主治医や知人の医師がいるなら思い切って電話してみましょう。
また、大きな病院などが設置している相談窓口や消防庁の救急相談センターへ電話してみるのも一案です。
県や市などでは、24時間体制の窓口を設けているところがほとんどです。119番に通報する前に電話相談を受けられます。
このときにも、先に用意しておいたメモが役に立ちます。
●(6)『#7119』へコール
消防庁でも、限られた救急車と救急救命士を有効に活用するため、119で救急車を呼ぶ前に相談できる窓口を設置しています。
全国区では『#7119』 が知られています。「救急車を呼んだほうがいいのか分からない」「病院へ行くべき?」 といったときに相談に乗ってくれます。
電話の向こうでは医療チームが24時間体制で待機していて安心。いざとなったら駆け込める病院の案内もしてくれます。
専門家に電話で相談することによって得られる安心感は、突発的な病気やケガに慌てる心を鎮めてくれるでしょう。
●まとめとして
病気やケガをするのが、自分なのか家族なのか、大人なのか子どもなのかでも対応が違ってきます。
自分の場合には、その後意識を失ったり急激な変化を起こしたりする可能性を考えて、同居する大人を起こしたり、友人などに電話連絡をしたりしておくべきでしょう。
また、子どもの場合は大人よりも急変を起こしやすいので、目を離せません。
突発的な病気やケガは、いくら肝の据わった人であっても慌ててしまうものです。
でも、あらかじめ“緊急時のTo Doリスト” を作ってあれば、少しは平静を保てるはず。
ご紹介した内容に加えて、家族や友人などの緊急連絡先を書き添えて手帳や家のどこかにリストを作っておけば安心です。
【参考リンク】
・救急相談センター | 東京消防庁(http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/soudan-center.htm)
●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
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