ついやっちゃう!? PMSを悪化させてしまう夏のNG習慣3つ
こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。
いよいよ夏本番を迎え、季節限定のアイスクリームやすいか、キンキンに冷えた生ビールがおいしい季節となりました。
この時期は海にバーベキューにとレジャーの楽しみもいっぱい。
しかし、そんなときに限って『PMS(月経前症候群) 』で体が重い、お腹や腰が痛くてつらい。そんな経験のある人も少なくないと思います。
そこで今回は、暑い時期についやってしまうけれど実はPMSを悪化させてしまうNG習慣 をご紹介したいと思います。
●(1)ついサラダやさっぱりした麺類で食事を済ませてしまう
暑いときはキッチンに長時間立って調理をするのも億劫、しかもさっぱりしたものでササッと食べたい。
そう思いがちですが、実はPMSを軽減してくれる『ビタミンB6 』は野菜ではなくマグロやカツオ、牛レバーや豚ヒレ肉など動物性のものに多く含まれているのです。
口当たりがさわやかになるよう、マグロやカツオはマリネにしたり、牛レバーや豚ヒレ肉はこれもビタミンB6を多く含むニンニクをきかせたオリーブオイルでさっと炒め、レモン汁をかけて食べたりすれば、あっさりと食べることができます。
●(2)ソフトクリームや季節限定のスイーツは外せない
ソフトクリームやひんやりスイーツは冷たさで味覚が鈍くなるにも関わらず、しっかりとした甘みを感じられるように、かなりの量の砂糖 が使われています。
暑さで食欲がないからといって、空腹時にいきなりひんやりスイーツなどを食べると血糖値が急上昇し、インスリンが多量に分泌されるため、今度は急激に血糖値が下がります。
こうした血糖値の乱高下 はPMSの悪化につながってしまうのです。
また、中医栄養学では、白砂糖は体を冷やす上に、さらに冷たく冷やして食べることで内臓全体を冷やしてしまい、冷えや痛みの原因となると言われています。
どうしても甘いものが食べたくなったら、今が旬の桃がおススメ。意外なことに桃は体を温める食材 とされています。
●(3)暑いから夏はシャワーのみ
一時的な外出で気温の高い屋外に出るだけで、あとは涼しい室内での生活をして、冷たいものを好んで飲んだり食べたりした上に入浴までシャワーで済ませてしまうと、体を温めることがなくなってしまいます。毎日ゆっくり湯船につかるのが理想的ではありますが、忙しくてそんな時間が取れない場合は週に2回でも効果がある『HSP入浴法 』(40~42度の熱めのお湯で入浴する方法)