ベビーカーも危険!? 子どもの熱中症を防ぐルール3つと発症時の対処法
【ママからのご相談】
小学校1年生の男の子がいるママです。毎日元気に遊んでいますが、熱中症が心配です。どんなことに気を付ければいいでしょうか。
●A. 基本はこまめな水分補給! お気に入りの水筒を持たせよう。
こんにちは。ママ兼コピーライターの広瀬です。
せっかくの夏休み、子どもたちに楽しく過ごしてほしいですよね。今回は、熱中症の予防についてママ目線で気を付けたいことをまとめてみました。
●ママ目線の熱中症対策3つ
●(1)水筒は必需品
こまめな水分補給はとっても大事。外遊びのときには水筒を持っていくようにしましょう。もちろん帽子も忘れずに 。
●(2)木陰での休憩をはさむ
遊びに熱中すると限界を超えて動いてしまうことも。適度な休憩 をはさむよう、休むときは公園内のどこが涼しいか、お子さんと話し合っておくといいかも。
●(3)冷房は適度に
室内外の気温差も油断できないところ。特に車の中はあっという間に温度が上昇します。
JAFの実験では、エアコン停止から15分で熱中症指数が危険レベルに達しています。
「ちょっとの用事だから」と子どもだけを車内に残すのはNG です。
●さらに小さなお子さんのとき
●(1)ベビーカーでの外出は短時間で
「ベビーカーには日差し避けをかけてあるから大丈夫」と考えていませんか?
ベビーカーを高温にする原因のひとつに、地面からの反射熱 もあるんです。また地面に近ければ近いほど体感温度は高くなります。
最近では、温度調整できるシートもあるのでチェックしてみましょう。
●(2)おしっこが出ているか確認
“水分をたくさん取っているのにあまりおしっこが出ない”というのは、体に負担がかかっているサイン 。
涼しい場所に移動して、水分を取らせましょう。
●それでも熱中症になってしまったら……
子どもが軽いめまいや頭痛を訴えてきたら、熱中症かもしれません。風通しの良い場所で、頭を低くして休憩しましょう。
イオン飲料などで水分補給するのもオススメです。それでも治らない場合はすみやかに医師の診察を受けましょう。
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いかがでしょう?参考になりましたか。夏休みはプールに海、虫取りへと出かけることもたくさんありますよね。
暑さとうまく付き合って、楽しい思い出をたくさん作っていきましょう。
【参考リンク】
・こどもの救急 | 日本小児科学会(http://kodomo-qq.jp/)