政府も注意喚起! “ポケモンGO”で遊ぶときに守るべきルール5つ
こんにちは。子育て研究所代表の佐藤理香です。
夏休みに入り、子どもたちは遊びの時間が増えて喜んでいることと思います。最近の小、中学生はスマホの携帯率もあがり、同時にスマホを介してのSNS、インターネット、ゲームの利用も浸透してきています。
それに伴って、『炎上でプライバシー崩壊!? 子どもの「ネット利用」に関するトラブル6例』でもお伝えしましたが、トラブルが増加しているのも事実です。
最近では、“位置情報ゲーム”といって、GPS機能を使い、リアルな生活の場でゲームを楽しむ『ポケモンGO』のようなものも出てきています。
“位置情報ゲーム”は、普段生活している場所全体がゲームの会場 になります。あちこちに移動しながらアイテムを探したり、敵をやっつけたりするのです。
すでに先行で導入されている国では、大人も子どもも夢中になり、トラブルや事故が続出しているという報告もあります。
これを受けて、日本政府も動き出しました。今回は『内閣サイバーセキュリティセンター』が出した注意喚起を参考にして、子どものスマホゲームについての注意点をお伝えしたいと思います。
●(1)個人情報を守ろう!
ネットを通じてゲームをする場合は、ネット上の自分自身に名前を付けるのが一般的です。
できればフルネームでの登録は避けましょう。名前を公開することで、実生活と結び付けられてトラブルや事故に巻き込まれる可能性があります。
ニックネームなどでフルネームを推測できないものがよいでしょう。
また、写真を投稿する際も注意が必要です。
GPS情報がついたままの写真は、自分の居場所を公開しているようなもの です。
自宅などの生活環境が知れてしまう写真も投稿しないほうがよいです。
特にスーパーや住所が書いてある電信柱、公共の施設や会社の建物などから、すぐに位置が割り出せてしまいますので、なにげなく撮った風景写真でもむやみに投稿しないことが大切です。
●(2)偽アプリ、チートに警戒!
人気のゲームほど多くの人が集まります。人が多く集まるところでは、そこで悪さをしたい人も集まります。ハッカーもいますし、インターネットウイルスもばらまかれる可能性があります。
「正規品よりも安いから……」「無料だから……」「裏技があるから……」といった理由で怪しいアプリをダウンロードしないように警戒しましょう。