小学3年生がリミット? 子どもに“勉強癖”をつけさせる方法3選
【ママからのご相談】
小学校1年生の男の子がいます。勉強が嫌いみたいで、学校の宿題もほとんどやらず一日中友達と外で遊んでいます。
1年生でこの様子だと先が思いやられます。なんとか勉強をしてくれる方法ってないでしょうか。
●A. 小学校3年生までを目標に。勉強癖はつけられます。
こんにちは。ライターのakiです。
小学校時代は、のびのび外遊びをすることも大切ですが、勉強をする習慣を早めにつけておくことも大切です。
一説によると、小学校3年生までにしっかり勉強癖をつけるのがいいそうです。
宿題がまだ少ない小学校時代の前半のうちにという意味もありますが、単純に記憶が得意な時期であり、脳の前頭前野の発達過程でもそのころが大きな節目になるからだそうです。
では、具体的にどのように勉強癖をつけるといいのでしょうか?
●子どもに勉強癖をつけさせる方法
●(1)歯磨きと一緒で、毎日やらないと気持ち悪いと思わせる
歯磨きは毎日します。虫歯になるからという理由もありますが、毎日しなければ気持ち悪いという完全な習慣化が確立しているからです。
それと同じように、勉強も“しなければ気持ち悪い” と位置づけするのです。
頭の中のバイキンをイメージさせて、「勉強をやらないと頭の中のバイキンがなくならないよ」と吹き込んで毎日少しづつでもいいので勉強をさせるのです。
感覚的に勉強をしないことがなんだか落ち着かない……という状況にもっていくよう、まずは親がうまく立ち回りましょう。
●(2)最初に音読から一緒にやってみる
小学校の宿題でほぼ必ず出されるのが“音読”の宿題です。たいていのお子さんは、「音読なら簡単だからやる」と比較的取りかかりやすいはずです。
もしくは音読が嫌いなお子さんも、「お母さんと読んでみようよ」と一緒に誘ってみると素直に聞いてくれることが多いです。
脳科学の分野で有名な東北大教授の川島隆太氏は、音読をしているときは脳がもっとも活性化する と断言されています。
脳が活発になったところでそのまま勢いにのってほかの宿題や課題をしてもいいですし、集中力が途切れたらまた音読に戻って……というやり方で上手にのせるといいかもしれません。読解力にもダイレクトにつながると言われている音読。家で遊びのように毎日音読ごっこをしてもいいくらいです。
まずは、音読を基本に学習を導いてみましょう。