世話がラクで逆に心配? 乳幼児にみられる発達障害の特徴と診断機関
低年齢の子どもにみられる発達障害の特徴としては以下のことがあげられるようです。
・相手を求めずひとりで遊ぶことが多い
・視線を合わせない
・人見知りをしない
・指さしで伝えようとしない
・触れられることを嫌がる
・偏食
・言葉の発達が遅い
・音に敏感である
育児書を読んだりネットを見たりして、知識や情報をもっている親ほど、「うちの子、大丈夫?」と心配になるところですが、まずは焦らずに子どもの様子を見守りたいところです。
●どこで診断してもらえるの?
発達障害は早めに気づき、適切な療育(りょういく)を受けることで、さまざまな能力を伸ばしていくことができます。
「うちの子は発達障害なのだろうか」など、気になることがあれば、次の機関に相談してみましょう。
●各市町村の専門機関
各市町村など、自治体には子どもの発達障害を診断する専門機関があります。
専門機関の名称はさまざまで一概には言えませんが、「発達障害者支援センター」や「子ども支援センター」などが多いようです。
また「児童相談所」でも発達障害の相談ができます。「療育施設」や「保健所」で対応していることもあり、まずは自治体の窓口に問い合わせてみる ことをオススメします。
●病院などの医療機関
子どもの発達障害の診断は「小児神経科」や「児童精神科」で行っています。
成人向けの「精神科」などでも子どもの診断をしているところもあるので、各医療機関に確認が必要です。
『日本小児神経学会』では、子どもの発達障害について診療を担当する医師のリストを公開していますので、参考になさってくださいね。
【参考リンク】
・発達障害って、なんだろう? | 政府広報オンライン(http://www.gov-online.go.jp/featured/201104/contents/rikai.html)
●ライター/佐藤理香(株)