脱・鬼ママ! “アンガーマネジメント”で子どもへの怒りを抑える方法
や「~するべきではない」と思っていることが裏切られたとき。イラっとしたら、自分の許容ゾーンがどこまでOKでどこからがNGかを頭の中で把握しておくと、怒りの感情にのまれなくなります。不要な怒りにさいなまれないためには、“許容ゾーン”を広げることが重要です』
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とのことです。
●怒りのレベルを数値化する
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『人はカッとなってから最初の6秒間が一番怒りの度合いが強いと言われています。この6秒間をいかにして過ごすかがポイントです。もしカッとしたら、まずはその怒りの度合いに点数をつけてみましょう。怒りを数値化している間に気持ちが落ち着いてきます。また、その場にあるものを観察して、怒りを別の方向に向かわせる方法もあります』
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このように、自らの怒りとうまく付き合う方法がアンガーマネジメントなのです。
無理なガマンをし、怒りの感情にフタをするのはただストレスを増やすだけで、健全とは言えませんよね。
自らの感情に客観的な視点 を加えることで、自分がどんなことで怒りを覚えやすいのかパターンが分かるのです。するとその怒りへの対処が可能になるのです。
ご相談者様のおっしゃっていたように、「自分でも気をつけたいと思っている」のに、ついまた同じことをしてしまうときには、このアンガーマネジメントが効果を発揮するのではないかと思います。
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いかがでしたか?子育てのさなか、完全で完璧な母親でいられないときもありますよね。人間ですからその日の気分も体調もいろいろです。
私も自己嫌悪の繰り返しでなんとか子育てしています。ただこのコラムでご紹介したように、少しの工夫で今までの怒りの感情が楽になるかもしれません。
知識として知っておくことで、役に立つこともあると思います。みなさんのご参考になれば幸いです。
【参考文献】
・『読売家庭版(2016年9月号)』読売新聞社・発行
●ライター/あしださき(元モデル)