パニック厳禁! 子連れで地震に遭遇したときの場所別対処法5選
その場合も慌てずに、現場に一番詳しい店員の指示を聞きながら冷静に対処すること。
一時的に停電になっても、スーパーは自家発電装置ですぐに明かりがつくようになっています。
●(4)公園〜逆に安全な場所。すぐに家に帰ろうとしない〜
小さいお子さんのいるご家庭なら、ほぼ毎日足を運ぶのが公園。
学校のグラウンド同様に、遊具施設の倒壊はあるかもしれないものの、ほかの場所に比べれば安全な場所です。
家のことが心配になってすぐに帰宅しようとするかもしれませんが、まずは公園の方が安心だと割り切り、周りの状況がわかるまでは待機 するようにしましょう。
もちろん念のため、モニュメントや遊具からは離れておくこと。
●(5)遊園地〜乗り物は意外と頑丈。
むしろ集団心理でパニックにならないこと〜
もしも、遊園地で遊んでいる(アトラクションに乗っている)最中に地震が起こったら……。
乗り物ごとフッ飛ばされるのではないかと不安に思われるかもしれませんが、遊園地の乗り物は厳しい建築基準にのっとって作られているのでかなり頑丈です。
ジェットコースターをはじめ、地震くらいでは重大な破損には至りません。
停電になっても、自家発電機などでアトラクションが止まることなく安全な状態で降ろしてもらえるので、焦らず係員の誘導に従いましょう。
アトラクションよりもむしろ群衆によるパニックの方が怖い ので、わけもわからず出口に殺到したり係員の指示を無視したりしないことです。
園外よりも、むしろ中にいた方が安全な場合もあると心得て。
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地震は日常のどの場面で遭遇するかわかりません。
上記のことを踏まえ(もちろん状況によっては上記以外の判断が必要な場合もあります)、お子様の安全を第一に落ち着いた行動を心がけることが大切です。
どうぞ参考になさってください。
【参考文献】
・『親子のための地震安全マニュアル』インパクト・編集
●ライター/aki(中高英語教員)
小1で発達障害診断、服薬を始めて9年。薬との相性や飲み忘れ対策、薬との付き合い方について