子育て情報『赤ちゃんの夜泣きにも! 親子で楽しめる『ペットボトル温灸術』のやり方』

赤ちゃんの夜泣きにも! 親子で楽しめる『ペットボトル温灸術』のやり方

●(2)千三里(てさんり)

ヒジを曲げたときに、横ジワができますね。その外側の端から手の方向に指3本ぶんのところにあるのが、“手三里”です。指で押すと非常に強い痛みが走る のですぐに分かるはず。

ここにペットボトルを押し当て、じんわりと温めてあげましょう。

●(3)肩井(けんせい)

首を前に倒し、出っ張った骨の真下と肩を結んだ真ん中。ここは“肩井”と呼ばれる肩こりのツボ です。

首まわりのデリケートな場所なので、くれぐれもギュッと押し当てないように注意しましょう。

●(4)風池(ふうち)

耳の後ろの出っぱっている骨から2~3cm首側、髪の生え際よりも少しだけ上 のところ。
ここには“風池”というツボがあります。

こちらもボトルの縁をうまくつかって温めていきましょう。

●疲労回復に効くツボは3つ! じっくり温めるべし

疲労回復で温めるツボは全部で3つ。以下に紹介していきます。

●(1)関元(かんげん)

おへそから、指4本分下 にあるツボです。ここに数回ボトルを押し当て、しっかりと温めます。

●(2)仙骨(せんこつ)

お尻の真ん中あたり、尾てい骨の上の平らな逆三角形になっている部分が“仙骨”です。ここは美と健康にとって非常に重要なツボ 。
深呼吸しながら温めていきましょう。

●(3)足三里(あしさんり)

膝のお皿の外側にあるくぼみから、指4本分下に降りたところにある”足三里”。体全体のバランスを整えるツボ です。しっかり温めてください。

寝る前のリラックスタイムに行えば、次の日の目覚めも快適ですよ!

●しつこい夜泣きにも効果的!

このペットボトル温灸、最大の特徴は“子どもに行ってもOK” なこと。温度や当て方をしっかり加減する必要はありますが、赤ちゃんに施術することもできるのです。

赤ちゃんといえば、困るのが夜泣き。あまりに続くとママやパパも参ってしまいますよね。


そんな夜泣きにも、ペットボトル温灸が効果的です。次のような順序で刺激していきましょう。
(1)まず、子どもの両肩にペットボトルを当てます。

(2)首の後ろの背骨が出っ張っている部分を温めます。

(3)肩甲骨の間を2~3か所あたためます。様子を見ながら、気持ちいいところを探してあげてください。

(4)最後に、おへそや足の裏を温めます。ペットボトル全体を使い、じんわりとやさしく刺激するのがポイントです。

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