毎日が葛藤!? ワーママが復職後の“時短勤務”で抱える悩み4選
子どもが産まれてからも仕事を続ける女性は増えており、時短勤務を利用する方も少なくありません。
時短勤務とは、条件を満たせば適用される、子どもが3歳になるまで原則1日6時間の“短時間勤務”が可能 となる制度のこと。
出産後の職場復帰にあたって、「フルタイムで働くのは不安」「慣れるまでは短時間で働きたい」というワーキングマザーにとって、この短時間勤務制度はとても便利なものと言えます。
しかし、時短勤務ならではの悩みを抱える方もいらっしゃいます。
そこで今回は、時短勤務をしたことがあるワーママのみなさんに、時短勤務で悩んでいたことについて聞いてみました。
●(1)肩身が狭く居心地が悪い
『周りがどんなに忙しくて残業しまくっていても、自分は16時で退社してしまうため、非常に肩身が狭いです。「お先に失礼します」と言うとき、本当につらかった』(30代ママ/広告制作)
『営業さんが退社時間ギリギリで私に仕事を依頼してきたとき、隣の女性社員が「○○さんは時短勤務でもう帰っちゃうから、私がやります」と言ってくれた。ありがたかったけど、言い方にトゲがあるように感じて居心地が悪かった。
そうやってほかの人に頼まなくちゃいけないことが多くて、いつも申し訳ないな と思っていた』(20代ママ/営業事務)
周りが忙しいのに自分だけ……という後ろめたさを感じてしまう人は多いようです。
また、自分の仕事をほかの人にサポートしてもらわなければならないというのもストレスになるとのこと。
●(2)自分は戦力外なのだと落ち込んだ
『時短勤務だとできることがどうしても限られてしまうので、責任のある仕事は任せてもらえません 。産休前と比べて自分でも戦力外なんだなって自覚してしまい、ずっとモヤモヤしてました』(40代ママ/編集)
産休前にバリバリ働いていた人ほど、その落差から自分の無力さを痛感して悩んでしまうのでしょうね。
●(3)残業ができないから仕事を持ち帰ることになる
『時短勤務の場合、残業をしても残業代は出ないし、保育園のお迎えや晩ご飯の支度などもあるため、基本残業はできませんでした。それでも終わらない仕事があって、何度も家に持ち帰った ことがあります。子どもを寝かしつけてから仕事に取りかかるたび、いろいろ考えてつらくなって泣きそうになりました』(30代ママ/企画)
配慮が足りない職場だと、仕事の量をコントロールしてもらえず、このように抱え込んでしまうこともあるんですね。