将来が不安! 老後がラクなのは「持ち家」と「賃貸」どちらか
せっかく頑張って購入した家を手放してしまうことになれば、そのころは建物の価値は驚くほど下がっています。
“家を購入する=財産が残る”という過度の期待は禁物 です。
引退後に田舎暮らしを選択するのであれば、土地代や物価が驚くほど安いという利点があります。
しかし、田舎では公共機関や医療機関も少なく、交通手段はほとんど車に頼ることになるという一面もあり、一長一短といえますね。
●さいごに
賃貸か持ち家か?どちらが得か?金銭面を考えれば、どちらも大差はないといえるでしょう。
利便性が大事なのか、少し不便でもゆったりと暮らしたいのか。結論は、住む人の考え方にあるのではないでしょうか。
忘れてはならないことは、“賃貸に住む”という選択をした場合、老後も家賃の支払いがあるということ。
余裕をもって暮らすためには、働ける時期に蓄えをしっかりしておくことが大切になってきますね。
【参考文献】
・『荻原博子の金持ち老後 貧乏老後』荻原博子・著
●ライター/渦マキ(フリーライター)