ぐずってもあげちゃダメ? 乳幼児へおやつを与えるときの注意点4つ
【ママからのご相談】
初めてお会いするママ友と一緒にお食事したときの話です。料理を待っている間に子どもがぐずってしまったので、少しだけおかしを与えてしまいました。
すると、「うちの子、おかしはあげたことないんだけど……」とママ友がポツリ。
とっさに謝ったのですが、子どもがぐずったらおかしをあげている自分が急に恥ずかしくなり、この機会に息子の食習慣を見直そうと思いました。
子どもにおやつを与える際のポイントがあれば教えてください。
●A. 年齢や月齢が小さいころから始めることによって、よりよい習慣が身につきます
ご相談ありがとうございます。ママライターのなかやまあぽろです。
今回ご相談いただいたエピソードは、初対面のママ友との間で起こりがちな出来事ですね。
わたしも似たような経験をしたことがあります。
ご相談内容と話がずれてしまうのですが、各家庭においての育児や教育方が違うのは当たり前なので、多少の失敗をしてしまうことはしょうがないことだと割り切ってくださいね。
世の中のママさんには、神経質な方もいれば、全然気にしない方などさまざまなタイプの人がいます。
初めてご一緒するママさんとの間では、細かなところも一言断って行動した方が安心です。
話を戻しますが、おやつの上手な与え方については、多くのママが頭を悩ませる問題だったりします。
お子さんの年齢や月齢が小さいほど習慣は身につきやすいと言われていますから、おやつを好きなだけ与えるというのはやめた方がいいです。
今回は東大教授が指導する、おやつを与えるときのポイントをまとめてみましたので、ぜひ実行してみてくださいね。
●(1)おやつは決まった時間にあげる
1歳を過ぎると、だんだん生活リズムが整ってくるころです。
おやつもその子に合った時間帯を決めてあげるようにしましょう。
公共の場でグズっておやつをねだられたりすると、ついついおやつの時間外でもあげたくなってしまいますが、そこはママの踏ん張りどころ。
違うものに気を引かせたり、歌を歌ったりなどしてうまくやり過ごしてみましょう。
●(2)食べさせる分だけ容器に移す
わたしが通ったことのある幼児教室の先生から聞いた話ですが、ママたちからの相談で多いのは「うちの子は食事の手は全然進まないのに、おやつはしっかり食べる んですよ」という内容だそう。そのような、食事をしっかりとれないという子どもの食生活を先生が分析したところ、前出の通り時間を決めないでおやつを与えていたり、おかしの袋をそのまま渡して、子どもがだらだら長時間食べていたりなど、どれも元をたどるとママの“おやつの与え方”に問題がある ということでした。