最も流産しやすい時期!? プレママに立ちはだかる“妊娠9週の壁”とは
測ってみたら妊娠前と比べて体重が8kg減っていた』(30代女性/7歳男児のママ)
実際の体験談からも、その壁の高さをうかがい知ることができますね。
●壁を乗り越えるためには、周囲の協力が不可欠
この時期の流産のほとんどは、胎児側の染色体異常などにより引き起こされるものです。だから万が一妊娠が継続できなかったとしても、ママが自分を責める必要は全くありません。
とはいえ、「赤ちゃんのためにできることがあるなら可能な限りやっておきたい!」と願うのが親心というもの。妊娠9週の壁を無事に越えるため、先輩ママたちはどのように過ごしたのでしょうか。
『冬の妊婦だったので、とにかく体を冷やさないように と助産師さんから言われました。モコモコ素材の靴下と腹巻き、ネックウォーマーは常備。手指の冷えには、手首に巻きつけるタイプの使い捨てカイロが効果的でしたよ』(30代女性/3歳女児のママ)
『夫に完全禁煙してもらった 。
吐く息に残り続ける有害物質も避けたかったので、私のいないところで吸うのもNGにした』(40代女性/5歳男児のママ)
『安定期前だったけど、直属の上司にだけ妊娠していることを打ち明けて 業務負担を減らしてもらった』(20代女性/4歳女児のママ)
『気の置けない友人たち限定で、妊娠をカミングアウトした。サッと椅子をゆずってくれたり、重たいモノを持ってくれたりしてとても心強かった』(30代女性/5歳女児のママ)
妊娠9週目は、体調の波も激しくなるつらい時期。周囲に協力を頼んで乗り越えたという先輩ママたちの声が多く聞かれました。
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いかがでしたか?
“9週の壁”と言われると、その言葉のインパクトに怯えてしまうかもしれません。特に初めての妊娠だと、よけいにビクビクしてしまうもの。でも、そんなときこそ深呼吸です。
苦しいときはご主人や親御さんにたっぷり甘え、不安要素は医師・看護師にしっかり相談して、この壁を乗り越えていきましょう。
かわいい赤ちゃんを抱っこできる日も、そう遠くはありませんよ。
●文/パピマミ編集部
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