SNSで位置を特定!? 実際にネットストーカーに遭った人の体験談3つ
2016年5月、とあるアイドルがファンに刃物でめった刺しにされるという衝撃的な事件がありました。
被害者は事件前からブログやTwitterに執拗な書き込みをしてくるファンに悩まされていたといい、ネットストーカーの怖さが浮き彫りとなりました。
ネットストーカーの恐ろしいところは、SNSやブログをやっている人なら誰でも狙われる可能性がある ということです。
今はTwitterやFacebook、LINEなどでメッセージをやりとりするのが主流になっています。設定で他人からの閲覧を非表示にできるとはいえ、それを設定していない人も少なくありません。
あなたは既に、ネットストーカー予備軍たちに行動やコメントを監視されているかもしれません。
そこで今回は、注意喚起の意味も込めて、実際にネットストーカーに悩まされたことがあるという人たちの体験談をご紹介いたします。
●(1)バイト先の先輩が……
『あまり思い出したくない記憶ですが、以前バイト先の先輩にネットストーカーをされたことがあります。
入りたてのころから優しく教えてくれる優しい先輩でした。
ある日、私がTwitterに彼氏とのツーショット写真を載せたところ、急に特定の人から「裏切ったな」「おいブス」「絶対許さないからな」 というコメントが執拗に届くようになりました。怖くなってすぐブロックしたのですが、今度はLINEにも来るようになって……それももちろんブロックしました。
とにかく周りの人に助けてもらおうと思い、彼氏や家族などにも相談しました。男性の味方がほしかったのでバイト先の先輩にも相談しようとしたところ、向こうから突然「なんでブロックするの? 」とニコニコ顔で聞かれました。私は全身の血の気が引いてすぐにバイトを辞めました』(25歳女性/会社員)
●(2)某掲示板に自分の情報が……
『大学生のころの話です。周囲でSNSがはやっていたので、私も例に漏れず活用していました。ある日、サークルの飲み会が終わったあと、女友達が深刻そうな顔をして私のところへやってきました。
「あのさ、結構言いづらいんだけど……○○(私の名)のことが掲示板に書き込まれてるよ 」とスマホの画面を私に見せてきました。
覗いてみると、そこには確かに私の個人情報が……!「何月何日、どこどこのお店で△△を食べた模様。男と一緒だった」などの情報が連投されているのです。