干物もケーキもNG!? がんを予防する“食”にまつわる正しい知識4選
【ママからのご相談】
3歳と6歳の子どもがいます。最近、芸能人の方でがんを告知して闘病に励んでおられる方が複数いらっしゃいます。
その影響もあり、がん予防のことを真剣に考えるようになりました。検診はもとより、 それ以外でも普段の生活で気をつけることってありますか?
●A. 食生活の正しい知識を身につければ高い確率で予防できるそうです
こんにちは。ライターのakiです。
今や2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなる時代です。
1年間でインフルエンザにかかる確率よりも生涯でがんにかかる確率の方が高いそうです。
そう考えると、とても身近で他人事ではない病気だということがわかります。
でも、正しい情報に基づいた予防法に取り組めば9割は予防できるとも言われています。
今回は、その主な情報を“食”に絞ってQ&A形式で紹介したいと思います。
●Q:「焦げた焼き魚」と「ステーキ」。がんを引き起こすのはどっち?
A:答えは「ステーキ」です。
一般的に魚の焦げはがんを引き起こすと言われています。でも、それ以上に危険なのは実はステーキなどの赤身肉 なのです。
日本人はそもそも米・魚を食べる人種。動物性の肉や脂肪は腸内で分解しにくく、発がん性のある悪玉菌を増やしてしまうのです。
魚の焦げは食卓にのぼる程度の量であればさほど問題はないそうです。タンパク質を取るならやはり魚にしたほうがいいでしょう。
むしろ、肉中心の食生活をしている人は注意が必要です。
どうしてもやめられないという人は、腸内を善玉環境に変えるヨーグルトを日常的にとるようにするといいそうです。
●Q:がんを予防できる野菜=生キャベツを毎日食べてたらいいんですよね?
A:答えはNOです。
“デザイナー・フーズ・プログラム”という、がん予防の可能性のある食品をアメリカがん国立研究所がまとめたデータがあります。
その中で、最もがんを予防する食品として、
・キャベツ
・にんにく
・しょうが
・にんじん
・セロリ
・大豆
などが挙げられました。
でも、毎日キャベツばかりを食べているとがんを予防できるかというとそうではありません。
日本人は「これがいい」と思うとそればかりを食べる習性があります。
でも、同じものばかりを過剰摂取すると、ある部位・部分にばかり負担をかけ続けることになり 、それが逆にがんを誘発してしまう可能性もあるそうなのです。