息子を主役にして! 保育士が語る“保護者からのアリエナイ要望”5選
「お子さんは発達がゆっくりめなので、もう少しオムツで様子を見ましょう」と言っているのに納得せず、何がなんでもオムツを外してほしい と強要してくる。
その割に自宅では面倒くさいからオムツをはかせっぱなし。当然うまくいくわけもないのですが、「先生がオムツ外しに協力してくれないせいで、いつまでもパンツがはけない」と吹聴するので厄介です』(20代女性/私立保育園勤務)
2歳児、3歳児クラスの担任となれば必ずぶち当たるのが、トイレトレーニングをめぐる保護者とのいざこざ。
子どもに無理をさせないことが最優先のはずですが、一刻も早くオムツを外したいと願う親はかなり多く、保育士たちの悩みのタネとなっています。
●(4)「うちの子をおろそかにするな」と文句をつけてくる
『乳児クラスにとても神経質な保護者さんがいたことがあります。お迎えのときちょっとでも泣いていると、「うちの子がおろそかになっている」とすぐ園長に報告するんです。
さらには、「うちの子は繊細で過敏なのだから、うちの子専用の時間帯を作ってほしい」「先生は他の子には話しかけないでほしい 」とエスカレートしていき、最終的にはキレて退園していきました』(40代男性/私立保育園勤務)
お迎えに行ったときにわが子が泣いていると、不安になってしまうママの気持ちは分かります。
しかし、保育園は集団行動の場です。
一人ひとりに専用の時間帯を作ることまではどうしてもできません。
●(5)「うちの子はもっとかわいいはず」園で撮った写真にクレーム
『「園で撮影する写真が、高額なくせにレベルが低い。うちの子はもっとかわいい表情をするはずなのに、その瞬間を捉えられないのはおかしい」とクレームをつけられた。「プロのカメラマンを入れるか、写真は無料で配布てほしい 」とのこと。どちらもムリです……』(50代女性/公立保育園勤務)
こういった写真は、先生たちが保育の合間をぬって撮っていることが多いもの。
家庭で撮影するように、じっくりベストショットを狙うことはできないと心得ておくべきですね。
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いかがでしたか?
もちろん、保育園を利用する保護者すべてが非常識なわけではありません。
しかし、今回紹介したような理不尽な要求をする親が存在するのもまた事実です。
“他人のふり見て我がふり直せ”。子育て中の保育園ママさんたちは、一度自分自身を振り返ってみてはいかがでしょうか。
●文/パピマミ編集部
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