イヤミを言わないで! “男三兄弟”に他人から同情されたときの対処法
今日だけでその質問6回目……というときに、もう面倒くさくなってしまい「女の子なんです……」と答えてみました。
すると、「それは良かったわね~」と知らないおばさまが涙ぐまれたということもありました。
側にいた兄たちもポカンという顔をしていましたし、そのときは三男の誕生や男三兄弟の生活が楽しみになっていただけになんとも後味の悪いものでした。
そのため、なげやりになって真実でないことを話すことはオススメできません。
そこで、男の子3人の先輩ママたちにうまい対応法をお聞きしたところ、皆さんから「妊娠中より産まれてからの方が声を掛けられる」というご意見がありました。
筆者も、兄たちを連れて白っぽい服を着せた三男を抱いて街を歩いていると、三男の顔を覗き込むようにして性別を“確認”されるという経験が何度もあります。
三男妊娠中に声を掛けられるというのは、言わばこれからの生活のための予行練習 とも言えるかもしれません。
●男三兄弟と声を掛けられたときの対処法
ここでは、男三兄弟の先輩ママ直伝、見知らぬ方に男三兄弟と声を掛けられたときの対処法をご紹介します。
『うちは、子どもの名前がみんな“~太”なので、声を掛けられたら次男が「ユウ太、ケイ太、エイ太」と紹介することになっています。次男が自分の役割として楽しんでおり場が和むのでいい感じの雰囲気になります』(30代ママ)
『子育ての先輩から声を掛けられたらいろいろと質問する。ご自身も息子が2人いてという方には、「全盛期は1日にごはん何合炊いてましたか?」「唐揚げは何kgですか?」「餃子は何個焼けば……?」とたくさん質問しました。参考になるお答えもいただけるし、好印象を持たれるようで最後は必ず労いの言葉をかけてくださります』(30代ママ)
『最初は面倒くさいと思っていましたが、上の子が小学校に入るとより日頃の挨拶が大事だと痛感するようになったので、良い機会と思い見知らぬ方に「三兄弟ね」と声を掛けられたらきちんとご挨拶しようと教えました。よく声を掛けられるというメリットを生かし、人見知りせず受け答えできるように練習する場だと思うことで、声を掛けてくださる方がありがたく感じられるようになりました』(30代ママ)
『上の子が小学校の高学年になると、急に息子3人連れて出歩く頻度も少なくなります。今となると、息子たちが小さくよく声を掛けられたころが懐かしいくらいです。