子育て情報『悲しい選択の前に! 体験者が教える効果のあったイジメ撃退法』

2016年11月16日 20:00

悲しい選択の前に! 体験者が教える効果のあったイジメ撃退法

その日以来、コンパクトや手鏡などを常時持ち、何か言われたりされたりするたびに鏡を相手に突きつけたそうです。

すごい形相だったことにいじめていた側も驚いたのでしょう。一瞬で動きが止まって、顔を元に戻していたと言います。

それ以来、何かされそうになるたび鏡を見せるようにして逃げるスキを作ったと話していました。

●【撃退法2】録音した

当時、中学1年からずっといじめのターゲットとなっていた男子Bくんは、いじめによってリストカットをするまでに追い詰められていました。

「もう何もかも終わりにしたい」と自殺を考えたとき、証拠を残しておこうと思い、携帯を利用して誰からいじめを受けていたのかを録音したそうです。

その際、相手の名前を呼ぶようにして、行為があったことをしっかりと記録に残した と言います。

この録音を親に聞かれたことでいじめの事実が発覚し、学校側といじめた側に突きつけることができ、最終的には転校するという選択をした そうです。


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鏡を相手に見せるという行為は一時的な撃退効果があると思われます。

自分の表情を見たときに怖い顔をしていたら、一瞬たじろぎ表情を良くしようとしますからね。

録音するというやり方はとても賢いやり方だと思います。いわゆる証拠を残すという行為ですから、いじめた側は言い逃れが絶対にできません。

このときは、録音していることを悟られないようにすることが一番の注意点になるでしょう。

●いじめ対処法

実際にいじめが起こったとき、何かできることって少ないと私は思います。

私自身(当時13歳)いじめを受けたときは、集団でしたのであっという間の出来事だったという印象が強いです。

トイレの個室に押し込められ、上から水をかけられたときもあっという間のことでした。


最初は、自分に何が起きたのかも把握できず、笑い声とびしょ濡れで寒かったということ、そして次は何をされるかわからないという恐怖心が強く襲ってきました。

集団でのいじめは、自分で撃退しようという気持ちさえも根こそぎ奪ってしまう力がある のかもしれません。私の場合は、そのままの状態で家まで猛ダッシュで帰り、たまたま休みで自宅にいた母親に全てを話し助けてもらいました。

過去の経験、いじめの被害者から話を聞いて対策となると考えたのは、以下の5点です。

・いじめが起こっている状態を録音する
・ケガの写真、SNSでの悪口など全て記録する(日付がわかるように)

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