スニーカーは滑りやすい!? ツルツルに凍った雪道を安全に歩くコツ
冬への備えが追い付かずアタフタしたママライターのパピルスです。
11月に関東で雪が積もったのは54年ぶりという、珍しい経験をした2016年も残りわずかとなりました。
雪道を歩くことは、降雪に慣れている地域の方からするとなんでもないことなのですが、 雪に慣れていない地域では滑って転んで骨折!なんて笑えない話もあります。
これから本格的な雪シーズンを迎えるにあたり、雪の多い地域にお住まいの方にお話を伺いながら、雪が積もったらツルツルに凍る寒冷地域出身の筆者の体験談も交えて、“雪道を安全に歩くコツ” を考えてみたいと思います。
●一番大切なのは“靴の裏”!
『雪道を歩くときにハイヒールなんてもってのほか!靴底に溝が深くついている“雪用ブーツ”を履きます。これが一番大切なことです』(50代女性、他多数)
滑りにくい靴を履く!というご意見が一番多かったです。確かにどんなに雪道に慣れている人でも装備を怠るととたんに足元がおぼつかなくなるものです。
雪道を夏用タイヤで走ることに無理があることを考えれば分かりやすいですね。
雪の積もる地方では、雪道用の靴がたくさん店頭に並んでいます。靴底の溝が深い のが特徴です。
しかし、めったに雪が降らない地域では、わざわざ雪道用の靴を購入する方は少ないですよね。手持ちの靴で雪道を歩くことになるでしょう。
その際には、ハイヒールなどの接地面の少ない靴はやめて、靴の裏の接地面が広く、溝がしっかりある靴を選んでください。
動きやすいだろう、ということでスニーカーを選ぶ方がいると思いますが、思いのほか滑りやすいです。
スニーカーやバスケットシューズ、デッキシューズなどは裏にほとんど溝がないタイプも多いので要注意です。
ムートンブーツも、物によっては裏に溝がなくツルツルです。
レインブーツや長靴を選ぶ方もいらっしゃると思いますが、周りからの水の浸透には強いものの、裏の溝が浅いとびっくりするほどよく滑るので注意してください。
また、筆者の経験上、靴のかかとや外側などがすり減って傾いている靴 はとにかくよく滑ります!
歩き方の癖で靴の裏側がすり減る方は雪道で要注意です。
●踏んだときに雪がザクザクしている場所を選んで歩く
『雪道では、踏み固められているツルツルした部分を避けて歩くのが基本。雪が踏まれていない部分の方が滑りにくいです』(30代男性)