理解しあえない? 専業主婦とワーママがお互いに抱くイメージ
こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。
結婚・出産後に働くか専業主婦になるかということで悩んでいる女性が多くなっています。
どちらの道を選択しても、現在の自分ともう片方の道を選んだ人を比べてしまい、「隣の芝生は青い」(自分と違う選択をした方が良く見える)というような状態になっていることが少なくありません。
そこで今回は、専業主婦とワーママがお互いに理解している点と理解が薄いと感じている点をみていきましょう。
●専業主婦がワーママに感じていること
専業主婦になる道を選んだ場合、働いているママに感じている面を挙げてみました。
・肉体面……仕事と育児の両立が大変
・精神面……自分の時間があってうらやましい・社会離脱を感じるなど
・預け先……待機児童問題とか保育園探しが大変
・経済面……経済的な余裕があっていいなど
24時間、家のことにかかりきりになる専業主婦をしていると、それなりに不満を持ちやすくなります。
特に子どもが小さければ小さいほど手がかかるため、自分が取り残された ように感じてしまいます。
働いているママがうらやましく感じたり、余計に大変さを感じたりします。
●ワーママが専業主婦に対して感じていること
働いているママも専業主婦に対してさまざまに感じていることがあります。
・肉体面……家事と育児だけで楽そうなど
・精神面……時間があってうらやましい
・預け先……預けなくていいから、子どもと関わる時間が多く取れる
・経済面……夫の給料だけで生活できていい
働いていると、家にいることをうらやましく感じることが多いようです。
子どもが熱を出したときなどに、すぐに対応できることや家事がたまってしまうことがないと思う気持ちが大きくなってしまうからでしょう。
中には、専業主婦はラクと感じている人もいるようですが、「子どもに手を掛けてあげられる時間が多いこと 」が大きな理由になっているのではないでしょうか。
●理解が必要な点とは?
専業主婦とワーママ、どちらの道を選んだとしても、自分ができないことを相手ができていると感じたときに、うらやましさなどの気持ちが働いて亀裂が生じます。理解が必要なのは、それぞれにいいところと悪いところがあること、自分にあっている道を選べているかどうか です。
肉体、精神面、預け先、経済面はそれぞれです。