自覚なし!? モンペ以上に過保護な”スノープラウペアレント”の特徴
最近話題の“スノープラウペアレント”という言葉。あなたは知っていますか?
これは、モンスターペアレントをはるかに超越した超過保護、過干渉な親のことです。スノープラウとは“除雪車”を意味する英単語。
子どもたちの道からあらゆる困難を取り除き、ひたすら安全にならし続けていく過剰な親を見かけることがあります。その姿を、雪道をかき分けていく除雪車になぞらえているというわけですね。
はたからみると滑稽なようですが、子育て中のママ・パパたちは要注意。決して他人事ではないんですよ。
知らず知らずのうちに自分が“除雪車”になってしまわないためにも、ここでその特徴やエピソードをおさえておきましょう。
●(1)乳幼児のママたち
小さいお子さんをお持ちのママたちは、どうしても神経質になってしまうことが多いもの。しかし、何事もやりすぎには要注意です。
『うちの子が使っているオモチャに、ちょっとでも手を出そうものなら必死の形相で走ってきて「○○ちゃん、それは今お友だちが使ってるからダメよ!ほら、お友だちに早く返しなさい!」と手放させ、遠くへ連行してしまうお母さん。
児童館によくいますよね。オモチャの貸し借りは、社会性を身に着けるために重要だと思いますし、取り合いやケンカも成長には必要だと思うのですが……』(30代女性/主婦)
『先日公園で見かけたママはすごかったです。2歳くらいのお子さんがヨチヨチ歩く前を行き、落ちている小石や葉っぱ、ゴミなどを全部取り除いてたんですよね。それはもう一心不乱で、鬼のような形相でした。
さらに、ママがキレイにした道を少しでも外れようものなら、「○○く〜ん、そっちは危ないからダメよ〜、ママがお片付けしたこっちの道に来なさ〜い!」とムリヤリ方向転換させるんです。
除雪車とはまさにあのことです』(40代女性/パート)
●(2)思春期の子どもを持つママたち
通常なら反抗期を迎え、親の手を離れようとしていく思春期の子どもたち。スノープラウペアレントは彼らのことも、ガッチリと囲い込みます。
『中間や期末の試験にあたり、ノートのまとめを全部やってあげているママがいました。息子さんはママが作ったノートを暗記するだけ。
点数が悪いときは、「だってママのノートに書いてなかったもん。ママが悪い」と言い、ママは「どうしてこんな分かりにくい問題出すんですか!?正答率はどれくらいだったんですか!?」