“さしすせそ”がキー! 物を捨てられない実家の両親への対処法
こんにちは。婚活コンサルタントの菊乃です。
年末年始に帰省してみて、年々実家が散らかっていくように感じます。同じような方も多いのでは?
帰省すると野菜、食料品などをもらうのですが、それが入っているジップロックは何回目の使いまわしか分からない……。
別の親戚からもらった手作り柚子ジャム。喉に優しくてこれはこれでうれしいけれど、その瓶は元はブルーベリージャムが入っていたようでうっすらと賞味期限が「2014年」と読める。
ラベルには上からさらに「ココア」と上書きされておりました。すくなくともこの瓶にとって、柚子ジャムは3代目の入居者のようです。
「この前さぁ」が数年前のエピソードであることも少なくない60〜70代の方々のお宅には、「なんで、これまだ捨てないの!」と言いたくなるような物があふれています。本人たちにとっては“最近”買ったものなのです。
今回は、そんな親の家の片づけについて“捨活アドバイザー”の岡田敏子さんにお聞きしました。
岡田さんは家が散らからないようにするため「捨てる・減らす・管理しない」を段階的にレッスンしていく捨活トレーニングの個人レッスン、講師を行っております。
●片付けをしぶる親には「さ・し・す・せ・そ」が大事
親世代はモノを大事することを叩き込まれた世代。「要らなかったら捨てちゃえば」と簡単にいっても捨てられません。親としてのプライドもあります。
大事なのは親とのコミュニケーションです。
なぜ捨てられないのか、片付けが進まないことに焦らずに親の思いに共感して耳を傾けてみましょう 。
よくあるのが大きな娘さんが「はいはい。分かったから」と聞き流しているケース。そういう態度をとっていると、片付けから親子喧嘩に発展して全く片付けが進みません。
そんなときに大事なのが「さ・し・す・せ・そ」です。
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「さ」……「さすがぁ!」
「し」……「知らなかった!」「上手なのね」
「す」……「すごいね」「素敵だね」
「せ」……「絶対次はできるから大丈夫」
「そ」……「そうだね!」
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と親の気持ちに共感し、同意し、褒めて励ましてみましょう。自分の意見を押し付けることのないように。----------
なんだか婚活・恋愛で私が「リアクションが大事、迷ったら“さ・し・す・せ・そ”だよ」と言っているのとまったく同じですね。