子育て情報『事故やケガを阻止! “子ども乗せ自転車”の注意点と安全対策7つ』

2017年2月25日 21:00

事故やケガを阻止! “子ども乗せ自転車”の注意点と安全対策7つ

抱っこは許されません。

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・16歳以上の運転者が幼児2人同乗用自転車に幼児2人を乗せるとき

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しかし、幼児2人を乗車させた場合は、幼児を背負って運転することはできません。

※幼児2人同乗用自転車……幼児2人を乗せることができる特別な構造や装置のある自転車です。また、安全基準に適合したものにはBAAマークや幼児2人同乗基準適合車マークなどがついています。

つまり、東京都では、条件を満たせば最大3人まで自転車に乗れる ということです。

ということは、私のママ友は第3子をおんぶして、第2子を自転車に乗せることができます。しかし、第1子は小学1年生、つまり、6歳未満にはなりえないので乗せることができません。

ちなみに、自転車協会は1歳未満の子どもは自転車に同乗させないようにと注意を喚起しています。
1歳未満の子どもはヘルメットの着用により、頸部への負担が大きくなることがあるから、という理由です。

法的には認められている行為であっても、最終的な判断は個人で下さなければならないということですね。

お住まいの都道府県の道路交通規則がどのような内容になっているか、確認しておきましょう。

●安全上の注意点と対策

次は、お子さんにケガをさせないための注意点と安全対策です。

『独立行政法人 国民生活センター』が発表した統計・アンケート調査を中心にご説明します。

●(1)ヘルメット・シートベルトの着用

ヘルメットは乗せる前につける、降りてからはずす。

国民生活センターの調査によると、子どもが同乗中の事故では、頭・顔のケガが77%でした。

道路交通法では、『13歳未満の幼児・児童には、保護者がヘルメットをかぶらせるように努めなければならない』という努力義務が定められています。


ヘルメットを嫌がりそうなお子さんには、ヘルメットを購入する際に、自分で選ばせるのがおすすめです。

そして、「よく似合っているよ!」「ちゃんとかぶってえらい!」など、プラスの言葉をたくさんかけてあげましょう。また、子どもを自転車に乗せてからヘルメットを装着するのは危険 です。自転車ごと転倒し、ケガを負うという事故も起こっています。ヘルメットの着脱のタイミングまで気を抜かないようにしましょう!

そして、シートベルトは、転倒した際にお子さんが幼児用座席から投げ出されることを防ぎます。

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