もしかしてイジメ? 子どものSOSサインを見抜いて解決に導くコツ
こんにちは、ライターのNANARUKAです。
みなさんは、帰ってきたわが子を見て「なんか変だな」「いつもと違う様子だな」と感じたことはありますか?
次の瞬間には、「学校で何かあったのかな?」「お友達に何かされたり言われたりしたのかな」と考えてしまいませんか?
子どもの様子がいつもと違う場合、体調が優れない、心配事があるなどいくらでも理由は考えられますが、それが子どもからの“SOS”だった場合 、早とちりは本質を見逃してしまいますし、親が一方的に大げさに振る舞うことも子どもとの温度差を生み、事態をややこしくしてしまいます。
それではどんな声かけが望ましいのでしょう。
子どもの性格やタイミングを見極めた適切なコミュニケーションをとることで解決に至った3人のママさんに、どんな方法で子どもと関わったのかインタビューしてみました。
●子どもに隠し事をしてほしくないなら、親もホンネトークで包み込んであげましょう!
『うちは娘が仲良しグループ内で仲間外れにされていた時期があり、その1〜2か月は毎日元気がありませんでした。学校であったイヤなことを誰にも打ち明けられず毎日を送らなければならないことはとても孤独でつらいもの。
けれど親が「何でも話してね」と強く言ったところで、子どもがすべてを話してくるかというとそんな簡単なことではありません。「最近元気ないように見えるけど大丈夫?」「食欲ないみたいで心配だなぁ」。
そんな言葉をちょくちょくかけるうちに、娘は「気にかけてもらっている」という安心感を得ることができたのか、つらさを紛らわせるために話してくるようになりました 。
そして毎日雑談を続け、相談に乗っているうちに時期が過ぎ、また楽しそうに登校するようになりました。あくまでママの独り言で、「何かあればいつでも助けになるよ」という一歩引いたスタンスが大事。
無理矢理聞き出そうとすると、子どもはかえって自分の殻に閉じこもってしまいます。親だからといって上から目線で問い詰めるのではなく、“大事な親友が困っている”というシチュエーションを想像して子どもに接しています』(38歳ママ/9歳女の子の場合)
●学校での出来事が問題になっていることが明らかな場合は、先生との連携で乗り切ろう!『小学校に入学して少したったころ、娘が学校に行きたくないと泣く日がありました。
聞けば、「授業の合間にトイレに立つことのないようにトイレは休み時間に済ませておきましょう」