素材別に解説! まな板のお手入れポイントとカビの除去方法
こんにちは。台湾在住のママライターのなかやまあぽろです。
毎日手に取るまな板ですが、ふと気が付くと黄ばんでいたりカビが生えていたりするものですね。
特に筆者が住む台湾は日本よりも高温多湿なので、日用品のさまざまなものに気を使わなくてはいけないので大変です。
そして、まな板もそのひとつです。
まな板の種類は大きく分けて木製かプラスチック製かに分けられますが、プラスチック製は安価で種類も豊富なので、用途に合わせて手軽に揃えることもできます。
木製のまな板は、プラスチックよりもほどよく柔らかで、包丁の刃と腕にかかる負担が少なく 、滑りにくいというメリットがあるので愛用している方もたくさんいるかと思います。
今回は、おうちでできるまな板のお手入れポイントを、一流ホテルのシェフにアドバイスをいただきました。
木製とプラスチック製ごとにご紹介します。
●まな板のお手入れに使用するのは“たわし”
毎日使うまな板は使用後のお手入れが肝心です。
食器の量が少ないと、ついついまな板の洗浄も食後に回しがちで、食器を洗う普段と同じスポンジでまとめて洗ってしまうということはありませんか?
実は、まな板の汚れは普段使いのスポンジでは落としきれない のです。
木製であってもプラスチック製であっても、まな板は“たわし”で洗うことが基本だそう。
特に“金たわし”が洗浄に効果的だとか。ぜひご家庭のまな板をチェックしてみてください!
●木製のまな板の手入れのポイント
(1)魚や肉を切った後、そのままお湯をかけてしまうと表面や割れ目のたんぱく質が固まってしまい、汚れ落ちが悪くなることも。まずは食器洗剤と水で洗い流しましょう。
(2)水で洗い流した後、塩やクレンザーをふりかけ、たわしでよく洗います。
その後ぬるま湯で洗い流しましょう。
(3)毎洗浄後は、清潔な乾いた布巾などで余分な水分をしっかりふき取ります。
(4)まな板の木目が垂直になるように立て、風通しの良い日陰でよく乾燥させます。
濡れたままのまな板を直射日光に当てることも割れや反りの原因となるそう。
また、食器洗浄機や乾燥機も、過乾燥によるまな板の割れや反りの原因になる ので、使用は避けたほうが良いでしょう。●木製のまな板にカビが生えたら
木製のまな板にカビが生えてしまっても、漂白剤で落とすことができます。ポイントは、“つけおき”タイプの漂白剤 を使用することです。