子育て情報『サッカーも勉強も! 子どもたちの「サイン」をキャッチして、わが子の可能性を最大限に伸ばす方法』

2020年1月28日 17:43

サッカーも勉強も! 子どもたちの「サイン」をキャッチして、わが子の可能性を最大限に伸ばす方法

中でも、親御さんが特に感じるのは、インターネット社会、スマホ社会の到来ではないでしょうか?

ネットの人口普及率は2005年末には70%を突破。その後、スマホの普及率は、2014年には全世代平均で60%台、2019年2月には80%台となりました。

物心ついた頃には、まわりにスマホが当たり前にある――そんな世代こそ、私が近頃、塾で出会うようになった子どもたちです。変化の早いこの時代は、親と子の世代間ギャップが以前とはまるっきり次元が違うのです。このギャップこそが、今の親世代にさまざまな教育の悩みをもたらしています。

なぜなら、自分たちが「これが正しい」「こうすべきだ」と教えられてきたことがまったく通用しないからです。

また、共働きや、塾や習い事に毎日のように通う子も増えているため、親が子どもと接する時間は短くなってきています。

そんな中、「うちの子は本当に大丈夫なのだろうか」と不安になることもあるでしょう。


しかし、心配しないでください。親が心配になる子どもの行動や変化こそが、実は伸びる「サイン」です。

このサインには、学力だけでなく、好奇心や自立心、思考力なども育まれるヒントが詰まっています。今の子どもたちが発するサインの本当の意味や、子どもを伸ばすための「チャンス」や「ピンチ」の生かし方、そしてスマホなどの「デジタルの生かし方」について解き明かしていきます。

ピンチだと思っていたことが実はチャンスだったり、その逆だったりと意外な結果が見えてくるかもしれませんが、かつての常識は今や非常識、というくらいの変化が本当に起こっていることを受け入れていただきたいのです。

■勉強は「よい会社に入るために」するものではない

まず、お子さんが「勉強は何かになるためにするもの」と思っているのなら、それは違います。勉強する目的を、「自分の可能性を広げるため」とか「おもしろいことを言うためには最低限の知識がいるから」など、幅広い意味でとらえてほしいのです。

そのためには、親が「何かになるために、勉強しなさい」とはあまり言わないほうがいいですね。
たとえば、「よい会社に入るために」とか「医者になるために」などと言いすぎてはいけません。

お子さんが「eスポーツのプレイヤーになりたい」「ユーチューバーになりたい」などと言い出した場合、親はどうしたらよいかわからないでしょう。

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