「1人1人が自分を成長させるプロデューサー」U-16日本代表・森山佳郎監督が語る伸びる選手と伸びない選手の違い
日本もそうなればいいと森山監督は願っています。
「親も子どもに考えさせたり、意見を言わせたり、自分で決めさせたりというのはすごく大事なので、そういう場面を増やしていくことを心掛けてほしいですね」
考えて判断する、自分で決めて責任を持つといったことは、家庭内で実践可能なことです。日常の中でそのような習慣を身につけていくことが、選手としての伸びにつながるということを意識してご家庭でも実践してみてはいかがでしょうか。
森山佳郎(もりやま・よしろう)
筑波大学卒業後、マツダに入社しマツダサッカークラブ(現サンフレッチェ広島)に入団。横浜フリューゲルス、ジュビロ磐田、ベルマーレ平塚でプレーした後引退。引退後はサンフレッチェ広島ユースのコーチに就任。広島ユース監督を退任後、U-15/U-16日本代表コーチを経て、2015年にU-15日本代表監督に就任。現在はU-16日本代表監督を務める。
広島ユースを高円宮杯4度優勝に導くなど強豪チームに成長させ、トップチームで活躍し日本代表に選ばれる選手を育て上げるなど、高校年代の指導者として高い評価を得ている。