子育て情報『小さくても戦える! フィジカルが強い相手と戦うための「賢さ」を身につける方法とは』

小さくても戦える! フィジカルが強い相手と戦うための「賢さ」を身につける方法とは

と、子どもたちの成長を感じたようです。

■エコノメソッドのスクールでは場面ごとのプレーの判断を学べる

選手たちにもエコノメソッドのプレースタイルは浸透しているようで、準々決勝で2点目を決めた岡崎葵選手は「戦術を学びたくて、エコノメソッドのスクールに入りました。コーチは、この場面ではこういう動きをしたほうがいいとか、この場面ではこうやってボールを動かした方がいい、ドリブルしたほうがいいとか、細かく教えてくれます。前まではドリブルで引っかかることがあったけど、慌てずにボールをつなぐことができるようになりました」と成果を語ります。

同じく、準々決勝でゴールを決めた大和海音選手は「小学2年生でサッカーを始めたときから、エコノメソッドのスクールに通っています」と話し、何を学んでいるかを教えてくれました。

「コーチからは1対1の仕掛ける場面やボールの受け方などを教えてもらいました。エコノメソッドの特徴はボールを保持して、自分たちのリズムに持っていくこと。
ボールを受ける前に周りをよく見て、ボールを呼び込む動きをしないと取られることがわかったので、それを意識しています」

■フィジカルに優れた相手と戦う際に大事なこと

U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2020で、エコノメソッド選抜の子どもたちは、フィジカルや個の力に優れた相手と競い合う場面が数多く見られました。そのような相手に対して、ウリオール・ソラーナス監督は、こうアドバイスをしているそうです。

小さくても戦える! フィジカルが強い相手と戦うための「賢さ」を身につける方法とは

エコノメソッド選抜を率いたウリオール・ソラーナス監督

「選手たちには『フィジカルに優れた相手には、それを出させないことが重要』と言っています。スピードに乗らせないことも同じで、一発で奪いに行くのではなく、相手のプレーを遅らせたり、速くパスをつないで接触を回避することで、プレーがしやすくなります。サッカーは賢くプレーすることが重要で、パスを受ける前に相手の逆を突くことなど、相手を攻略するためにどうすればいいのかを教えています」
賢くプレーすることは、エコノメソッドがもっとも大切にしていることです。それは、日本のすべての年代のサッカー選手において、向上の余地がある部分です。

「エコノメソッドが大切にしてるのは、サッカーを理解すること、ゲームを理解することです。フィジカルが強い、弱い、身体が大きい、小さいあると思いますが、それは関係ありません。

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