子どものサッカーで保護者が知りたいのは「自主練メニュー」「強豪チームの子の過ごし方」 サカイク本音調査
上達スピードには個人差があることは理解していても、上手い子たちが1日、1週間をどう過ごしているのか、自分の子との違いは何かといった部分が気になるという声が聞かれました。
■自主練メニューが知りたい
ほかに多かったのが、自主練についてです。
「自主練をまったくしないので、やらせたいんだけど、何て言えばいいのかわからない」
「自主練で何をすればいいかが知りたい」
「You Tubeで見たものを同じようにやるのは難しいので、親としてはこれをやるといいというメニューがあると助かる」
「地味な自主練だとやる気が起きないようなので、やる気を引き出す方法が知りたい」
といった声が寄せられました。
なかには「自主練ができるように用具を揃えたけど、強制になると、子どもはやらない。本人がやる気にならないとしょうがないので、撤去しようかと思っている」というものや「テクダマを買ってから、やるようになった」など様々でした。
親御さんの中には「他の子よりできてないんだから、自主練してほしい」など、自主練している姿を見ることで(親が)安心したいという気持ちもあり、わが子の自主練姿勢やメニューについてどうにかしたい、という声が多く聞かれます。
■子ども自身、サッカーも勉強も頑張りたい
小学校高学年になると、進路や勉強の悩みも出てくるようです。「クラブチームでサッカーをするか、勉強と両立するために部活にするか、考え始めています」という話を数人の保護者から聞きました。
「小4から勉強を頑張るようになり、サッカーの時間がいい息抜きになっています。勝ち負けというよりも、楽しくやれているのでいいかなと思います。『中学で受験する道もあるよ』と言ったら、『やってみたい』と本人が言いました。勉強がイヤじゃないようで、サッカーと塾に通っています」
「平日は塾に行っていて、宿題がたくさん出ます。それをやるのが忙しく、土日はサッカーの時間がまずあって、その合間で何をするかを考えています。何時までに終わらせないとサッカーに間に合わないよねとか。
『ゲームしたいのに』と言うこともありますけど、自分で勉強をがんばると決めたことなのでやっています」
「(サッカー以外に)テニスと英語を習っています。週末はサッカーがあるので、テニスは週1のスクールに通っています。両方楽しいと言っています。サッカーは集団スポーツで持久力がつきます。