子育て情報『同じ時間でもトレーニング効果が何倍も違う! カテゴリー分けされたリーグ戦がもたらす成長効果』

2021年8月16日 19:00

同じ時間でもトレーニング効果が何倍も違う! カテゴリー分けされたリーグ戦がもたらす成長効果

プレミアリーグU-11が誕生して7年。全国36都道府県537チームが参加する、日本最大のリーグ戦に成長しました。「全員出場」「3ピリオド制」など、独自のレギュレーションを設け「力の拮抗した相手と、年間を通じてホーム&アウェイを戦う」ことを目的とし、日本にリーグ戦文化を根付かせるための活動を続けています。

プレミアリーグU-11創成期からのメンバーであり、70チームが参加する長谷工プレミアリーグ神奈川U-11(プレミアリーグ神奈川U-11)の責任者を務める、末本亮太氏(大豆戸FC代表)に「カテゴリー分けされたリーグ戦の意義」について話をうかがいました。
(取材・文:鈴木智之)

目次

・実力の拮抗している相手との真剣勝負の方がトレーニング効果が高い
・点差がつく試合はどちらのチームにとってもメリットにならない
・子どものサッカーを「点」で見ないで「面」で見る
・子どもの成長のためにどんな場を作るか、を大人が考えなければならない


同じ時間でもトレーニング効果が何倍も違う! カテゴリー分けされたリーグ戦がもたらす成長効果

長谷工プレミアリーグU-11神奈川1部あざみのF.C.の選手たち

<<前編:「全員出場」が子どもたちの成長につながることを指導者たちも実感、プレミアリーグU-11がチーム強化につながるわけ

■実力の拮抗している相手との真剣勝負の方がトレーニング効果が高い

プレミアリーグ神奈川U-11は1部から3部に分かれていて、昇格・降格があります。ジュニアサッカーはクラブや少年団の間で力の差が激しく、2ケタの得点差がつく試合も少なくありません。

そのような試合はお互いにとって得られるものは少なく、大量失点で負けた子たちの心情を察するに、デメリットにすらなります。この現状を改善するために、プレミアリーグは1部、2部、3部と実力に応じてカテゴリーを分けました。末本氏は言います。

「プレミアリーグは『実力の拮抗した相手と、真剣勝負の中でプレーする』ことで、選手の成長に良い影響を与えられると考えています。かつては前後半15分ずつ、3本目は15分のフレンドリーマッチというレギュレーションでしたが、3本目の試合の強度がガクッと落ちてしまっていたんですね。そこで3ピリオド制にしたら、強度の高い真剣勝負が繰り広げられるようになりました」

たしかに、結果が昇格・降格につながる試合とフレンドリーマッチでは、選手の意識が違うのはうなずけるところです。末本氏は「コンサートで言うと、本番とリハーサルぐらいの違いがありました」と、当時を振り返って言います。

「フレンドリーマッチに意味がないとは言いませんが、真剣勝負の強度の高い中でプレーすることの方が、同じ時間試合をするとしても、トレーニング効果は何倍もあると思います」

■点差がつく試合はどちらのチームにとってもメリットにならない

プレミアリーグ神奈川に参加する、あざみ野キッカーズの佐渡誠監督は「拮抗したレベルの試合ができるのはいいこと。

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