小学生のリアルな声「サッカーで親に良かったところ、悪かったところを言われたら......」
を紹介します。親御さんの言葉は、子どもたちにどのように届いているのでしょうか?
まず、「保護者とサッカーの話をしますか?」という質問に一番多かったのが「試合のあとに、良かったところ、悪かったところについて話をする」という回答です。
子どもたちは「良かったところ、悪かったところを言われると、次はそうしよう。がんばろうという気持ちになる」と答えるケースが多かったですが、なかには「嫌な気持ちになる」「プレーしているのは自分だから!と言い返す」「言い返すと親が逆切れして、さらにうるさくなる」といった意見もありました。
■サッカーで親に言われてうれしい言葉
続いて、子どもたちに「保護者に言われてうれしい言葉」を聞くと、「あのプレーよかったね」「いいシュートだったね」「あのボール、よく止めたね」など、「良いプレーを褒められるとうれしい」と話す子がほとんどでした。
ピッチサイドで子どものプレーを見ていると、「もっとこうすればいいのに」という気持ちが湧いてくることもあると思いますが、そこをぐっとこらえて「良かったプレーを褒めるだけ」にとどめておくのが良さそうです。
■「ムカつくけど言い返さない」という子も少なくない
次に「保護者に注意されるのは、どんなとき?」という質問に一番多かったのが「きょうだいゲンカ」です。ゲームやものの取り合いをしてエスカレートし、見かねた保護者に叱られることが多いようです。
ほかにも「ゲームのゲームのやりすぎ」「勝手に外に遊びに行くと怒られる」というものもありました。
サッカー面では「プレーの判断が悪いと怒られる」「練習や試合に行くとき、早く準備をしないと怒られる」「忘れ物をすると怒られる」「サッカーのときにふざけていたり、友達とケンカすると怒られる」といった声が多かったです。
子どもたちに、叱られたらどんな気分? とたずねると「それはそうだと思うので、あまり言い返さない。言われるとムカつくときもあるけど」と素直に話してくれました。
■小学生があこがれる選手はドリブルが得意なあの選手
最後に、子どもたちにあこがれの選手は誰ですか? と聞くと、日本人では三笘薫選手、久保建英選手の名前がよく上がりました。ドリブルや個人技に優れたところが人気のようです。
Jリーグの試合を見る子も多く、好きなチームは地元・埼玉の浦和レッズ、大宮アルディージャ、川崎フロンターレなどの名前があがり、レアル・マドリード、バルセロナ、パリサンジェルマンなど、ビッグクラブの人気が高かったです。