本当に大切なものだから悔いのないように自分で決める、日本代表遠藤航がクラブチームではなく中学サッカー部を選んだ理由
それが嬉しかった。
■遠藤家は、自分のことは自分で決めさせる方針だった
部活なら、学校が終わってすぐに練習ができるし、評価してもらえているから試合にもたくさん出られる。
自分がトレセンに選ばれる可能性も高まるかもしれないという期待もあった。だから、地元のクラブチームか中学のサッカー部かという重要な決断も、結局は悩んだと言えるほど悩まず、かなり直感的に決めた。
親にも相談しなかった。そもそも、両親は自分のことは自分で考えさせる方針で、いつも僕の気持ちや考えを尊重してくれた。
サッカーの朝練にしても、他の習い事にしても、たとえ途中で嫌になったとしても無理強いはされなかった。基本的には、なんでも自分で決めなさいというスタンス。
父さんからは、「自分で判断するんだ」とよく言われてもいた。
■本当に大切なものだから悔いの内容に自分で決める
日常生活では、「どっちがいい?」と訊かれると、「決めてもらっていいよ」と答えたりもするから、身近な人たちには優柔不断だと思われているかもしれない。
けれど、自分が持っている夢や、その夢を叶えるためのやり方や目標に関しては、昔からスパッと決断できた。両親も、地元の中学校でサッカーを続けるという選択に賛成してくれた。
本当に大切なものだから悔いのないように自分で決める。それしかないと思う。
強豪中学で寮生活の息子がサッカーやめたいと言い出したが、続けて欲しいです問題