バルセロナ、ユベントスが日本のチームと対戦! ワールドチャレンジ初日結果
今年も熱戦の季節がやってきました。8月22日、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジが開幕し、3年ぶりとなるFCバルセロナや初出場のユベントスが登場。
夏休み期間という事もあり、会場である千葉県のフクダ電子スクエア/フクダ電子フィールドにはたくさんの観客が詰めかけました。
(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)

3年ぶりの出場となるFCバルセロナは初日2連勝と好発進(C)新井賢一
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■初出場のユベントスは、播戸竜二さんが監督を務める大和ハウスDREAMSと対戦
開幕ゲームで顔を合わせたのが、ユベントスと大和ハウスDREAMSです。大和ハウスDREAMSを率いるのは、前回大会に続いて監督を務める播戸竜二氏。

この大会初出場となるユベントスは、開幕ゲームで元Jリーガーの播戸竜二さんが監督を務める大和ハウスDREAMSと対戦(C)新井賢一
「過去、選抜チームはベスト8に入ったことがないので、選手たちには『結果にこだわろう』という話をしました」と気合十分。
播戸監督は初戦のユベントス戦(0-0)、2戦目の中野島FC戦(1-0)と、熱のこもったコーチングで選手を鼓舞し、2試合を終えて勝ち点4を奪取。上々のスタートを切りました。

2大会連続で選抜チームの監督を務めた播戸竜二さん(C)新井賢一
■急造チームならではの難しさと楽しさがある
もう1つの選抜チーム、大和ハウスFUTURESは、初戦でバルセロナと対戦し(0-2)の結果となりました。
京都サンガF.Cなどの監督を務めた経験を持つ中田一三さんは「選手たちとは、試合前日に顔を合わせました」という急ごしらえのチームながら「ゲームを成立させる意味では、それなりにやってくれたと思います」と振り返り、「選手たちの自主性を出していかないと成立しないので、難しいけど楽しいです」と、充実感をにじませていました。
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■「バルサらしさ」を随所に披露し観客を沸かせた

テクニックに優れ、高いレベルでの連携プレーなど随所にバルサらしさを見せ、観客を沸かせた(C)新井賢一
注目のバルセロナは、初戦の大和ハウスFUTURES戦、開始1分にゴールをあげると、前半終了間際に追加点を奪い、2対0で完勝。テクニックとフィジカルに優れた選手が、高い連携の中でプレーするという"バルサらしさ"を随所に披露し、詰めかけた観衆を沸かせました。