子育て情報『プロになった今も自分でシューズを磨くという柴崎岳選手が語る、スパイクのこだわりとキック制度を高める練習』

プロになった今も自分でシューズを磨くという柴崎岳選手が語る、スパイクのこだわりとキック制度を高める練習

■ボールを正確に蹴り分けるためにスパイクに蹴るポイントを書いたことも

柴崎選手が子どものころは、ジュニア用のシューズのほとんどが合成皮革だったので、素材でスパイクを選ぶことはなく、デザインを見て、履いてみて、足に合うものを選んでいたそう。

当時から重要視していたのはフィッティング。そして、ボールをキックすることが好きだったので、自身のシューズに蹴るポイントをマークして、そのマークにボールを当てて蹴る練習をしたこともあったそうです。

「小学5年生の一時期だけ、スパイクにマジックで印を付けていました。でも、書いたら消えなくなるし、そのまま履くのは恰好が悪いなと後から思ったので、子ども達に真似してほしいとは思わないですね」

プロになった今も自分でシューズを磨くという柴崎岳選手が語る、スパイクのこだわりとキック制度を高める練習
プロになった今も自分でシューズを磨くという柴崎岳選手が語る、スパイクのこだわりとキック制度を高める練習

小学生時代に柴崎岳選手が実際に印をつけたスパイクご実家に保管されていたそう

■蹴りたいボールをイメージして、スパイクのどこにどう当てるかを考える

アンブロのはじめてサッカーシューズは、止める、蹴る、運ぶのポイントを色分けして足のどこに当てるかボールタッチの部分を色で覚えることができるシューズなので、サッカーを始めたばかりの子におすすめです。

プロになった今も自分でシューズを磨くという柴崎岳選手が語る、スパイクのこだわりとキック制度を高める練習

アンブロはじめてサッカーシューズを手に小学生時代を語る柴崎岳選手

柴崎選手は小学生のころ、このシューズの甲の部分や、かかとでも蹴る練習をしていたそうです。

「どこで蹴るとまっすぐに行く、ボールを上げられるというのを気にすると同時に、足の入れ方や足首の角度などを変えながら蹴って、自分がイメージしている通りのボールをどうやったら出すことができるかを考えていました」

ボールを何となく蹴るのではなく、どんなボールを出したいかを意図し、そのイメージに合ったものが出るまで探求する。これからの練習にぜひ取り入れたい方法です。

スパイクのどこに当てれば蹴りたいボールを蹴れるか考え、実践した柴崎選手の「考える力」も大いに参考になるのではないでしょうか。上手くなるために何をすればいいか、考えて行動することの大切さがわかるお話でした。

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