2022年2月8日 14:45
『司法書士による大学生・専門学校生向けオンライン紛争解決手続(無料チャット調停)』の試験運用(令和3年度ODRトライアル・プロジェクト)を実施しています!
を念頭に置いたものでしたが、その結果はLINE相談のみで終了した案件が多く、調停に移行した案件については、合意成立に至った案件もありましたが、件数そのものが限定的でした。
そこで、今回、改めてチャット型の調停に絞り、令和3年度ODRトライアル・プロジェクトを実施することといたしました。
今年度のトライアル・プロジェクトにおいては、大学生・専門学生をメインのターゲットに絞り、大学・専門学校のご協力もいただきつつ、学内のWeb広報媒体を活用した広報展開を予定しています。SNS・チャット型のコミュニケーションに親しみがある世代の大学生等がトラブルに巻き込まれた際に、気軽に活用できる紛争解決の窓口として機能することを想定しています。
より具体的には、大学・専門学校(留学生を含む)の抱える
・引越しをしたところ、法外な原状回復費を請求された
・アルバイト先からアルバイト代が支払われない
・インターネットで商品を購入したが届かない
・知人から高額なものを買わされて困っている
といったトラブルに対して、紛争解決のため、ODRをベースにしたクラウド型プラットフォーム「Smart Judgement(システム提供事業者:デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)」を利用し、オンライン上で調停人を交えた話し合いの場を提供します。
近時の新型コロナウイルス感染症の再拡大を受けて、一部の裁判所では期日取消なども生じているなど、対面による従来の司法サービスについて利用者である市民の不安もある中、日司連は、深刻な感染症や大規模災害下においても、ODRが紛争解決に向けて活用が期待されるリーガルインフラのひとつとなるべく邁進してまいります。
つきましては、大学・専門学校関係者各位には、学内広報へのご協力についてお願い申しあげます。
利用イメージイラスト
利用フロー
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
「したがるママ友」には要注意!?⇒距離を取ったほうがいいかも…私がそう思った3つの事例【体験談】