子育て情報『第8回「就職したい企業・業種ランキング」調査 ~ランキング躍進の業種は?リモート面談肯定派が過半数、その理由は?~』

2022年2月28日 14:00

第8回「就職したい企業・業種ランキング」調査 ~ランキング躍進の業種は?リモート面談肯定派が過半数、その理由は?~

がトップ2を占めました。文理別では、理系上位11社中8社が製造業となった一方、文系では上位11社中9社が非製造業となり、文理別の業種選定に違いがうかがえます。(図表B)
男女別では、男女ともに「地方公務員」と「国家公務員」がトップ2を占める結果となる中、男性において「ソニー」、「パナソニック」、「富士通」など、電気機械器具製造業が上位となった一方、女性においては「味の素」、「森永乳業」、「明治」などの食料品製造業が上位にランクインする結果となりました。前回の調査結果と比較すると男女ともに上位企業に大きな変動はみられず、人気企業の傾向は継続しているものと考えられます。(図表C)
就職したい業種について集計したところ、1位「公的機関・その他」(回答率26.4%)となり、2位「IT・情報通信」(同8.8%)、3位「食品・農業」(同6.8%)と続きました。上位2業種は前回順位から変わらず、引き続き高い人気となっています。(図表D)

第8回「就職したい企業・業種ランキング」調査 ~ランキング躍進の業種は?リモート面談肯定派が過半数、その理由は?~

図B 文理別ランキング

第8回「就職したい企業・業種ランキング」調査 ~ランキング躍進の業種は?リモート面談肯定派が過半数、その理由は?~

図C 男女別ランキング

第8回「就職したい企業・業種ランキング」調査 ~ランキング躍進の業種は?リモート面談肯定派が過半数、その理由は?~

図D 就職したい業種ランキング

(3)最重要ポイントは給与でも、高望みはしない傾向
就職先の選定において気になる点について調査したところ、1位「給与額」(回答率51.6%)、2位「福利厚生」(同34.8%)、3位「雇用形態(正社員・契約社員など)」(同26.8%)となり、以下「勤務地」(同24.8%)、「残業時間」(同23.8%)と続きました。上位3位項目は、前回調査結果と変わらず、特に「給与額」は、学生の就職先選定における最も重要な点となっています。(図表E)
最低限実現したい生涯最高年収を調査したところ、「500万円以上600万円未満」(回答率16.2%)が最も多く、「700万円以上800万円未満」(同12.8%)が2位、「400万円以上500万円未満」(同11.8%)が3位となりました。民間給与実態統計調査(令和2年度)によると、民間企業の平均年収は433万円となっており、400万円以上600万円未満に回答が集中していることから、「平均所得を上回れば良い」と考える学生が多く存在していることがうかがえます。また、男女別では女性よりも男性、文理別では文系よりも理系学生において1,000万円以上の給与を実現したいとの回答が多く、それぞれより高い年収を希望している結果となっています。
(図表F)

第8回「就職したい企業・業種ランキング」調査 ~ランキング躍進の業種は?リモート面談肯定派が過半数、その理由は?~

図E 就職先選定において気になる点

第8回「就職したい企業・業種ランキング」調査 ~ランキング躍進の業種は?リモート面談肯定派が過半数、その理由は?~

図F 最低限実現したい生涯最高年収

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