子育て情報『障がいのある子の「親なきあと問題」「老障介護問題」の一助となる終活キット『ゆいごん白書(R)』を10月17日(木)に発売』

障がいのある子の「親なきあと問題」「老障介護問題」の一助となる終活キット『ゆいごん白書(R)』を10月17日(木)に発売

さらに厚生労働省が2016年に行った「生活のしづらさなどに関する調査」では、65歳未満の障がい者の同居者の状況は「同居者有り」が80.6%、その同居相手は「親」が65.6%と多く、今や「親なきあと問題」「老障介護」は大きな社会問題にもなっています。

【制作に至った経緯と完成までの道のり(株式会社はっぴぃandプロジェクト 代表 辻 瑞惠)】
完璧な終活をした叔父の死をきっかけに『ゆいごん白書(R)』を制作したのは2000年。事業化したのは2015年。以来3,000人以上の方が当社の終活キット『ゆいごん白書(R)』を用いた作成講座にご参加いただき、その中に障がいの子をもつ親御様たちの「家族会」もありました。そこで言われた言葉「障がいの子を置いては死ねない」。その言葉がきっかけとなり、「親なきあと問題」「老障介護」の一助となるものができないものか…と考え、「親なき障がい者の未来をMAMORU『ゆいごん白書(R)』」(親なき『ゆいごん白書(R)』)を制作。

完成までに費やした期間は1年半。障がいの程度も年齢もクセも生活習慣も皆それぞれ違うため、さまざまな設問を想定し、障がいの子をもつ親御様たちや「親なきあと問題」の専門家、施設関係者等にもご協力をいただき、8割方できた段階でモニター20名にもみてもらいました。
その際に重度障がいのお子様をおもちのお母様から言われたのが「うちの子はほとんどができない。そのため答える順番が『できる』から始まるのは辛い」と。「確かにそうかも…」と親目線でもう一度見直し、全部の質問を『できない』からに変更。さらに子どもの終末期や犯罪歴、生理・性の問題まで加え、修正を何度も重ねて、ようやく完成の運びとなりました。
仕様は、A3シート4枚に「障がいの程度」「日常生活」「コミュニケーション」「金銭感覚」「性格・クセ」「できること・できないこと」等220の設問があり、該当する箇所にチェックマークを入れていくだけ。記入方法が簡単で、親であればわかる内容がほとんどなので、作成時間は約40分(当社モニター平均調べ)で完成します。さらに、3枚の複写式シートなので3人に託せるのも特長。例えば施設、親族、後見人の3人の方に渡しておけるため、安心・安全です。
もし施設やお世話する方が変わっても、このシートが「申し送り」の役目を果たします。

障がいのある子の「親なきあと問題」「老障介護問題」の一助となる終活キット『ゆいごん白書(R)』を10月17日(木)に発売
3人に渡しておける封筒等が入っているパッケージの中身

【制作協力・モニターになっていただいた親御さんたちからのご感想】
■「子どもの障がいのことや、できることとできないこと、クセやこだわりなどが、チェックシートで簡単に記入できるようになっている。

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