発明による社会貢献の喜びを次世代に伝える「第7回樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト」最優秀賞が決定
また、昨年低学年の部で、「センサーつきのエスカレーター「エレンサー」またなくてもいい!」で樫尾俊雄賞(最優秀賞)を受賞した東京都サレジアン国際学園目黒星美小学校の「瀧山 夢叶(たきやま ゆめと)さんが入賞者の中で唯一2年連続で入賞しました。
今年の応募者の作品の傾向として、低学年の部では人々の生活を豊かにする身近なアイディアや体の不自由な方をいたわるアイディアが多く、高学年の部では、今年、能登半島地震や豪雨などの大きな災害を報道で知った事により、それらの災害を防ぐことができるようなアイディアや環境問題などに取り組むSDGsに関する作品が多数見受けられました。
審査員長の樫尾 隆司は「皆さんからいただいたアイディアは、どれも素晴らしいものばかりでした。
昨年からテーマに加わった「体の不自由な人の役にたつもの」についても、思いやりの溢れる素晴らしい作品がたくさんありました。皆さんがこのコンテストをきっかけにして、これからも、世の中の役に立つものを考え続けてくれたらうれしく思います。
今回受賞した作品は、東京都世田谷区の樫尾俊雄発明記念館(
https://kashiotoshio.org/)において展示されますので、是非とも樫尾俊雄発明記念館にお越し下さい」と語りました。
■作品紹介と受賞コメント
【低学年の部】 第7回樫尾俊雄賞(最優秀賞)
東京都サレジアン国際学園目黒星美小学校1年 鳥海 櫂生(とりうみ かい)
作品名 :雨しずく、カラッとかいさつ
応募テーマ :生活に便利で役立つもの
アイディアポイント:雨の日に電車にのると、かさやかばんがぬれていると
めいわくなので、かいさつでしずくをとばす。
受賞コメント :樫尾俊雄賞がもらえて今、うれしい気持ちです。
毎日、電車で学校に行っていますが、
おとなの傘が自分の身体に当たることが困っていて、
雨のたびに嫌だと思っていました。
濡れたくないからどうしたらいいのかなと考えました。
雨の日、改札を通るときに、暖かい風が出て
身体とかカバンについた雨しずくを吹き飛すことができる
アイディアを考えました。
第7回樫尾俊雄賞 鳥海 櫂生(とりうみ かい)さん「雨しずく、カラッとかいさつ」
【高学年の部】 第7回樫尾俊雄賞(最優秀賞)
東京都江戸川区立西一之江小学校5年 野口 こころ(のぐち こころ)
作品名 :かさぶたBANK改め爪BANK!
応募テーマ :人の役に立つもの
アイディアポイント:みんなの協力が得やすい!!
皮フ移植が必要な人々の力になれる!
受賞コメント :樫尾俊雄賞を受賞できてとてもうれしいです。