マネーツリーは2月5日、Androidパブリックβの提供開始を発表した。同社はiOS向けアプリを2013年にリリースし、同年の「App Store Best」を受賞。2015年12月にリリースしたWeb版に続く製品投入となる。アプリでは、家計簿に関する多くの機能を提供しており、銀行口座やクレジットカード、電子マネー、ポイントカードなどの管理が容易になる。また、AndroidプラットフォームでもiOSと同様の独自ユーザーインタフェースを踏襲しており、異なるプラットフォームであってもユーザーが違和感なく利用できる。パブリックβ版であるため、利用にあたっては同社が公開するWebサイトで登録が必要となる。
2016年02月09日マネーツリーは、iOS向けに提供していた資産管理アプリ「Moneytree」のAndroid版のパブリックβを公開した。「Moneytree」はこれまで、iOS向けに提供されていた資産管理アプリ。昨秋、Web版を公開し、MacやWindows PCなどでもサービスを利用可能であったが、この度、Androidユーザー向けにパブリックβを公開する運びとなった。アプリでは、iOS版と同様、銀行口座、クレジットカード、電子マネー、ポイントカードの管理などが行える。他社のサービスでは有料で提供されている機能の多くが、無料で利用できるのが特徴だ。同社は、起業時からセキュリティとプライバシーを最大限に重んじたため、信頼できるプラットフォームとしてiOS上でサービスを展開してきた。今回のリリースは、そこで培った高いセキュリティレベルを最適な形で搭載し、アプリ自体の暗号化、通信時の認証ピンニングなどの対策を講じての提供となる。また、iOSアプリでのノウハウをベースに、シンプルで見やすく使いやすいユーザーインターフェースを採用したことも特徴となっている。利用は同社のWebサイトからメールアドレス、使用しているデバイスの機種を登録することで可能となる。対応OSはAndroid 4.3以上。パブリックβでは、経費精算サービス「Moneytree PLUS」、法人口座アグリゲーションサービス「Moneytree PRO」は非対応。今後の正式版リリースおよびアップデートで実装される見込み。なお、同社は前述の通り、利用者の安全とプライバシーを確保することを重要視していることから、下記のことを行わないというステートメントを発している。無料だからといって、バナー広告を表示しない他社からメールが届くこともない利用者のデータを覗き見することもない第三者にデータが渡ることもない登録時の不必要な個人情報の要求をしない意図的に有料プランに誘導することをしないMoneytreeはiOS版のローンチ当初から、個人情報を閲覧できるのはユーザー自身のみで、運営サイドはユーザーの情報やパスワードを見ることはできない仕様となっている。
2016年02月04日iOSコンソーシアムは2月4日、東京都中央区の「イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA」で「明るい未来の製造業を拓く iOSコンソーシアム無料セミナー ~次世代 one to one~」を3月2日に開催すると発表した。同セミナーは製造業や開発者、デザイナーなどを対象に、iOSコンソーシアム 製造ワーキンググループ主催で開催する。テーマは「one to one」で、消費者行動が多様化し、ITサービスが普及する中で、1対1のきめ細やかなサービスが求められる現状を踏まえ、次世代のone to one」を目指す事例を交えながら、「未来の製造業」について議論を行う。13時20分から行われる基調講演では、関ものづくり研究所代表の関 慎一氏が「マスプロダクションにおけるこだわりの逸品」と題し、ヒット商品がヒット商品であるゆえんを分析・説明し、製造業における次世代の波「インダストリー4.0」についても解説を行う。13時55分から行われる講演1では、ケイズデザインラボ 代表取締役社長の原 雄司氏が、3Dデータを活用したアジャイル型プロダクト開発や、ます・カスタマイぜージョン時代のものづくりの可能性と課題について解説する。イベント申し込みは同コンソーシアムWebサイトより可能。定員は150名で、セミナー受講料は無料となっている。
2016年02月04日エンプライズは2月2日、スマートフォン用アプリ「HMV」(以下、HMVアプリ)と連動してスマートフォンの言語情報やアプリの属性によりコンテンツが自動で切り替わる「ビーコンデジタルサイネージシステム」をアミズと共同開発し、2015年11月19日に渋谷モディ5F~7Fに開店した「HMV&BOOKS TOKYO」へ導入したと発表した。同システムは「Eddystone」及び「Beacon」を利用したものであり、同社によるとこの両者を用いたサービスの実店舗への導入は世界初とのこと。HMVアプリを立ち上げて店舗内に設置したデジタル・サイネージの前に立つと、アプリ内で設定した属性によって配信するコンテンツを自動で変換するという。訪日外国人旅行者へのインバウンド・サービスとして多言語にも対応しており、英語や中国語、韓国語などスマートフォン本体の言語設定に合わせて、それぞれの言語に対応した情報の配信が可能としている。なお、Eddystoneの利用により、HMVアプリを持っていないユーザーに対してもGoogleのアプリを介してURLの直接配信が可能という。
2016年02月03日Appleは、Logic RemoteはMac上のLogic Pro Xのコンパニオンアプリの最新バージョン「Logic Remote バージョン 1.3」の配布を、AppStoreにて開始した。価格は無料。同アプリは、iPadやiPhoneのマルチタッチをフル活用し、Logicのクリエイティブな力をさらに引き出すことができるリモートコントローラーアプリとなっている。Logic Remoteを使えば、部屋のどこからでも、Logic Pro Xで録音、ミックス、演奏、トランスポートコントロールなどが行える。最新のアップデートでは、iPad Proにおけるミキサーのフェーダー、キーボード、およびその他のTouch Instrumentの使用可能範囲の拡張、Smart ControlおよびTouch Instrument使用中にキーコマンドへのアクセスが可能となるなど、iPad ProとiPhone(Logic Pro Xのみと互換性あり)での動作を新たにサポート。 また、接続性を向上させるための修正および強化、複数のiOSデバイスの同時使用が可能になるなど、多数の修正および改善点が含まれている。
2016年01月29日Google Chromeチームは1月27日(米国時間)、「Chromium Blog: A faster, more stable Chrome on iOS」において、iOS版Chrome 48の安定性が従来のバージョンよりも大幅に向上したと伝えた。従来のバージョンと比較してクラッシュする確率が70%削減されたとしているほか、ページロード時間の高速化やHTML5準拠率の向上も実現したとしている。デスクトップ版Chromeはもともとマルチプロセスアーキテクチャを採用しており、レンダリングをブラウザ本体とは別のプロセスで実行することで、レンダリングで発生するクラッシュをブラウザそのものから切り離すことに成功している。しかし、iOSで利用できるUIWebViewはプロセス内でしか動作しないため、このアーキテクチャの利点を生かすことができないでいた。iOS 8からプロセス外で動作する新しいフレームワーク「WKWebView」が登場したことを受け、Google ChromeチームはUIWebViewからWKWebViewへの変更を実施。この結果、今回の安定性向上を実現するに至ったと説明している。そのほかパフォーマンスの向上も著しく、iOS版Chrome 48はChromeユーザにとって注目すべきバージョンに仕上がっている。スマートフォンやタブレットデバイスで使用されるブラウザはデフォルトで提供されているものが使われることが多く、ブラウザとデバイスのシェアは比例する傾向を見せている。その中でもChromeはデバイスの関係性を超えてシェアを増やし続けている。
2016年01月29日iOS版のブラウザアプリ「Safari」において、検索窓をタップすると強制終了してしまうとTwitterなどで話題となっている。「設定」アプリから「Safari検索候補」をオフにすると修正されるようだ。同件は、27日の夕方頃よりTwitterなどで話題となっているが、不具合が発生した原因などは不明だ(28日午前10時時点)。「設定」アプリから「Safari」をタップし、「Safari検索候補」をオフにすると改善する。今後、Appleが修正を行うことも予想されるが、すぐに対処したいというユーザーは試してみるとよいだろう。
2016年01月28日カシオ計算機のiOS/Android用アプリ「撮ってキャラスタジオ」にて、アプリ内の課金が無料化された。アプリで作成したデータを無制限に保存できるようになった。撮ってキャラスタジオは、写真の中から「顔」を認識して、その顔をもとにイラストキャラクターを自動作成するアプリ。多彩なポーズやセリフを合成して、21通りのスタンプ画像を作れる。対応OSは、iOS 7.0以降、Android 4.0以降(2015年1月27日の時点でAndroid 6.xは未対応)。アプリ内に用意されたイラスト変換のテーマには、女の子用と男の子用のスタンダード、ファッション(女の子用)、スポーツ(男の子用)、コスチューム(女の子用)、パロディ(男の子用)がある。これまで、作成した画像は3点まで保存でき、それ以上の保存にはアプリ内の課金が必要だった(iOS版は税込120円/月、Android版は税込108円/月)。今回、この課金が無料化され、スマートフォンやタブレットの内部ストレージに好きなだけ作成データを保存できるようになった。
2016年01月28日米Googleは1月27日(現地時間)、iOS用「Chrome」ブラウザのバージョン48の提供を開始した。レンダリングを担うWebView機能が「UIWebView」から「WKWebView」に変わり、前バージョンよりも飛躍的に安定して、かつ高速に動作するようになった。WKWebViewはiOS 8からサードパーティの利用が可能になっていたが、Cookie管理APIやプロトコルハンドラーの不備を理由にGoogleはChromeで対応していなかった。WKWebViewにスイッチしたことで、WebViewに起因するクラッシュが大幅に減少し、Chromeチームによるとクラッシュ数はUIWebViewを利用していたChrome 47より70%も少ない。また、IndexedDBのサポートなどWeb標準対応も向上し、HTML5テストのスコアが「391」から「409」に上がった。他にも、バックグラウンドのタブへの切り替えで再レンダリングになる回数が25%減少。JavaScriptの実行性能も大幅に向上しており、iPhone 6sを使用したOctaneベンチマークのスコアはUIWebViewのChromeが「1583」だったのに対してChrome 48は「17471」を記録した。なお、Chrome 48にアップデートしてもUIWebViewのままWKWebViewに切り替わらないケースも報告されている。アップデート前にシークレットモードで終了した場合に起こり、通常のモードで終了した上でマルチタスク画面でChromeのプロセスを終了させると切り替わる。使用しているWebViewは、Chormeで「 」にアクセスすると確認できる。WebView機能以外の変更点は、新しいタブ・ページのアイコンとSpotolight対応の2つ。アイコンのデザイン改良によって、頻繁に訪れるサイトなどにアクセスしやすくなった。またSpotlightとの連係で、iOSのクイック検索などを用いてChromeのブックマークを検索できる。
2016年01月28日iOSは「ファイル」の概念に乏しい。MacやWindowsなどパソコンでは欠かせないファイルブラウザは存在せず、アプリで作成したデータの保存場所はアプリによって決定される。ファイルを扱う場面といえば、メールの添付ファイルを扱うときくらいなものだろう。その傾向はWEBブラウザも同じだが、iOS 9の現在はファイルのアップロード/ダウンロードが多少考慮されるようになった。掲示板などに設置されているファイル送信機構(アップローダ)を利用すれば、Safariから写真をアップロードすることが可能になった。ダウンロードについても、外部アプリを通じて契約しているクラウドサービスに転送するという選択肢が用意されている。しかし、ダウンロードしたファイルをいちいちクラウドに転送するのも手間なこと。数MB程度の小さなファイルであれば、とりあえずiPhoneに保存しておきメール添付などの場面で自由に使いたい、と考えるのも当然だろう。そんなとき便利に使える方法が『メモ』への保存だ。ファイルをダウンロードする画面で、共有するアプリに『メモ』を選択、新規メモとして追加すればOK。メモは同じApple IDでヒモ付けられたiOSデバイス/MacとiCloud経由で共有されるため、ダウンロードを指示したiPhoneでなければ開けないということもない。メモに追加されたファイルは、タップすると現れるメニューで「共有」を選択すると、メールへの添付を指示できる。これで、『メモ』をダウンロードしたファイルの一時保管所として活用できるはずだ。
2016年01月27日LINEは27日、iOS版「LINE」アプリにおいて、iPadに対応する最新版「バージョン 5.9.5」の提供を開始した。「バージョン 5.9.5」では、インタフェースがiPad向けに最適化されたほか、iPadからアカウントの新規作成も可能。機能面では、トークや音声通話、タイムラインなどが利用できる。なお、スタンプショップ/着せかえショップ、LINE Pay、電話番号での友だち検索など一部機能には非対応となっている。同社では、すでにiPad向けに「LINE for iPad」を公開中だが、こちらはスマートフォン版LINEの利用を前提としたアプリで、同一アカウントでしかログインできなかった。また、音声通話やタイムラインといった機能にも対応していない。「LINE for iPad」について27日時点では、App Storeからダウンロード可能だが、今後も公開を継続していくかは不明だ。「バージョン 5.9.5」の推奨OSはiOS 7.0以降。
2016年01月27日SARAHはこのほど、外食メニュー検索アプリ「SARAH」の新機能「ヘルシー検索」をiOS 版限定で提供開始した。「低糖質」「高タンパク」などの栄養素でメニュー検索ができるという。外食メニュー検索アプリ「SARAH」は、2015年4月にリリースした外食メニューを共有・検索できるグルメスナップアプリ。店舗単位でのレストラン検索ではなく、メニュー単位でレストラン検索ができることが特徴となっている。このほど追加された新機能は、「ダイエットやトレーニング中の外食時にどのような外食を選べばよいのか分からない」という声を受けて開発したもの。必要な栄養素を効率的に摂取し、外食を健康的に楽しむことを目的としており、「低糖質」「高タンパク」「低糖質高タンパク」の栄養素でメニュー検索ができる。現在は3カテゴリーのみとなっているが、今後は「デトックス」「オーガニック」「アンチエイジング」などのカテゴリーを随時拡充していくという。価格は無料。対応端末はiPhoneだが、Android版も今後公開予定とのこと。
2016年01月26日ネイルサロンの無料アプリがアップデートネイルサロン「ファストネイル」を展開する株式会社コンヴァノは、30万通りのネイルデザインから選んで予約ができる無料アプリ「ファストネイル アプリ」の大幅バージョンアップを2016年1月28日(木)に行う。予約・ポイント付与・デザイン検索はそのままに同アプリは、ネイルサロン「ファストネイル」の予約が24時間いつでもどこでもできる機能・サロンで使えるポイントが貯まる機能・ユーザーの好みに合わせたデザインが検索できる「デザインFit検索」などの機能を備えた無料アプリ。近くの店舗を表示・姉妹ブランドも予約可能に今回のアップデートでは、従来の機能に加え、希望時間に予約の空きがない場合に予約可能な近くの店舗が表示される機能や、姉妹ブランド「ファストネイルプラス」での指名予約も可能になることで「指名&ネイルデザイン&日時」のトリプル予約ができるようになり、さらに便利に。手軽な料金も嬉しいサロン同サロンの主な料金は、ハンドジェル2,990円(税抜)、ジェルの取り外しは付替え時無料となっており、手軽にネイルを楽しめる価格設定。アプリでポイントを貯めればさらにお得になる。いますぐネイルしたい!がさらに“ファスト”になるアップデートだ。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社コンヴァノ プレスリリース/PR TIMES
2016年01月23日米Appleは1月21日(現地時間)、欧州初となるiOSアプリ開発者に向けた開発支援施設「iOS App Development Center」をイタリアに開設することを発表した。次世代のiOSアプリ開発者を支援する取り組みとなる。この施設では、将来のiOSアプリ開発者向け専門的なカリキュラムや教師に対するトレーニングを提供する。また、イタリア国内パートナーと連携した補完カリキュラムの提供も予定。今後、同様の施設を世界中に展開していく計画だ。Appleによると、Apple Storeの売上総額は欧州全体で102億ユーロを超えるという。そのため、Apple Store関連のビジネスによって、140万人の雇用を創出しており、イタリアだけでも約7万5000人の雇用を支えていると述べている。
2016年01月22日米App Annieは、昨年1年間の世界のアプリ市場動向を総括した「2015年アプリ市場総括レポート」を発表した。このレポートでは、2015年の世界のアプリ市場の重要トレンド、国別トップアプリやパブリッシャーのランキング等に関する情報を分析し提供している。それによると、2015年のトレンドとしては、音楽や動画のストリーミングアプリの台頭、アプリを通じたモバイルコマースの活性化、相乗りアプリ及びタクシー配車アプリの流行などが挙げられという。相乗りアプリ及びタクシー配車アプリでは、特に中国、メキシコ、ブラジルはiPhoneで顕著で、インドはAndroidデバイスで先行。この4市場では、スマートフォンユーザーの20%以上が2015年第4四半期、主要な配車アプリまたは相乗りアプリ1種類以上を日常的に利用したという。プラットフォームでは、Google Playがダウンロード数、iOSが収益でリードする構造は以前と変わらないものの、iOSの国別ダウンロード数で中国が首位に立ったこと、米国のダウンロード数シェアでGoogle PlayがiOSを上回ったことなど、地域ごとに大きな変化もあるという。パブリッシャーの世界収益ランキング(ゲーム以外)では、LINEが首位。同社のコミュニケーションアプリであるLINEは、アプリの世界収益ランキングでは2位に、世界ダウンロード数ランキングでは9位に入っている。一方ゲームの世界収益ランキングでは、MixiのMonsterStrikeが2位、GungHo OnlineのPuzzle&Dragonsが3位、LINEのDisney Tsum Tsumが10位にランクインしている。日本のトップパブリッシャーは、ダウンロード数(ゲーム以外)でYahoo Japan、ダウンロード数(ゲーム)と収益(ゲーム以外)でLINE、収益(ゲーム)でMixiとなり、パブリッシャーランキングでは、GungHo Online、BANDAI NAMCO、Cocone、SQUARE ENIX、Sega Sammy Holdingsといったパブリッシャーが上位にランクインした。
2016年01月21日米Appleは1月20日(現地時間)、iOS用の「GarageBand」のバージョン2.1の提供を開始した。タップして音楽のループを再生し、オリジナルの組み合わせやアレンジを作り出せる「Live Loops」、9種類のバーチャルセッションドラマーを揃えた「Drummer for iOS」を備えるなど、メジャーアップデートに匹敵するアップデートになっている。動作要件はiOS 9.1以上で、価格は600円。32GB以上のiOSデバイスには無料でバンドルされる。Live LoopsはDJのようなサウンド作りを、簡単な操作で実現する機能だ。EDM、ハウス、ヒップホップなど、Appleがデザインしたテンプレートからスタートする。グリッド状のデザインになっており、テンプレートに並ぶLive Loopセルをタップするとループの再生が始まる。さらに他のセルをタップして追加しながらサウンドを組み立て、同様にタップ操作でブレイクも入れられる。グリッドは、幅広いジャンルを網羅した1,200以上のApple Loopsのライブラリを使ってカスタマイズしたり、独自のグリッドを作成することも可能。またミックス用に、フィルタ、リピーター、エコー、レコードスクラッチなど豊富なエフェクトやトランジションを揃えたコレクションが用意されている(Remix FX)。それらはリアルタイムで適用でき、タップやスワイプ、端末を傾けたり、振ることでコントロールできる。Drummerは、セッションドラマーを連れてきたかのようなリアルなドラムトラックを実現する。バーチャルドラマーはエレクトロニックが5人(EDM/Tech House/Dubstep/Trap Hip Hop/Boom Bap Hip Hop)、アコースティックが4人(Rock 2人/Songwriter 2人)。それぞれが特徴的なサウンドを持ち、100万を超えるリアルなグルーブやフィルを駆使できる。GarageBand 2.1は、12.9インチの大きな画面を持つiPad Proにユーザーインターフェイスが最適化されており、キーボードには約3オクターブ分の鍵盤が表示され、Live Loopsのグリッドではより多くのセルをタップできる。またiPhone 6sシリーズの3D Touchをサポートしており、たとえばキーボードの鍵盤で「ポリフォニックアフタータッチ」を行える。iPhone 6sではRemix FXでXYパッドを使った「テープストップ」を作れるなど、豊富な表現が可能だ。
2016年01月21日米Appleは1月20日(現地時間)、iOS用の音楽レコーディングアプリ「Music Memos」をリリースした。同社のApp Storeから無料で入手できる。動作要件はiOS 9.1以上。メロディが思い浮かんだ時や演奏のフレーズを記録しておきたい時などに、iPhoneやiPadを使って素早く録音し、音楽のアイディアを管理できる。これまで多くのiPhoneユーザーが、iOS標準の音声メモアプリ「ボイスメモ」を使って音楽のアイディアをキャプチャしていたため、よりミュージックフレンドリーなオーディオキャプチャ・ツールを用意した。基本機能は、録音、キャプチャした音楽の編集、ライブラリ管理と共有、楽器のチューニングをサポートするチューナーの4つ。録音機能はボイスメモと同様のシンプルなインターフェイスになっており、ボタンをワンタップしてすぐに録音を開始できる。オーディオ入力にはiOSデバイスの内蔵マイクまたは外付けマイクを利用でき、高品質な非圧縮オーディオで録音される。始めや終わりに不要な音が入ったり、無音状態が続いたら、アプリ内で不要な箇所をトリミング可能だ。メロディやフレーズを記録しておくだけではなく、後でアイディアを膨らませられるように、Music Memosが自動的に録音を加工してくれる。たとえば、Music Memosが録音のメロディを分析して小節に分割し、メロディに合うコードを付ける。またメロディやフレーズにドラムとベースのリズムを追加する。これらはユーザーが修正したり、編集できる。コードやリズムを変更すると、ドラムやベースも自動的にシンクするというように、簡単かつ柔軟にカスタマイズできるので、様々なイメージに加工して音楽のアイディアを記録しておける。録音は、名前、タグ、レート(1~5星)などで管理可能。コメントや歌詞のアイデア、ギターチューニング、カポの位置といった情報も付けておける。iCloud Driveをサポートしており、iCloudを使うと同じiCloudアカウントの他のiOSデバイスからも録音ファイルにアクセスできる。またメールを通じて録音を共有できるほか、SoundCloud、YouTube、Apple Music Connectに投稿できる。GrageBand(iOS、OS X)やLogic Pro X(OS X)とも連係する。
2016年01月21日Appleは20日、iOSの最新バージョンとなる「iOS 9.2.1」の配信を開始した。セキュリティに関するアップデートが中心となっている。「iOS 9.2.1」では、セキュリティアップデートや、MDMサーバを使用している場合にアプリのインストールを完了できないことがある不具合の修正が含まれる。アップデートは、「設定」アプリから「一般」「ソフトウェアアップデート」「ダウンロードとインストール」と進むことで可能。なお、同社は次期バージョンとなる「iOS 9.3」のプレビュー版も公開を開始している。
2016年01月20日情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターは1月18日、iOSアプリの「ショッぷらっと」にSSLサーバー証明書の検証不備の脆弱性があるとして、注意喚起を行った。ショッぷらっとはNTTドコモが提供するアプリで、小売店に利用者が来店した時に"来店ポイント"を付与する。来店判断は、チェックイン・ソリューション「Air Stamp」の音波を、スマートフォンのマイクで拾うことで行われており、山手線での採用例がある。この脆弱性は、不正なSSLサーバ証明書を使用しているサーバであっても、警告を出さずに接続してしまうため、中間者攻撃などにより、ユーザーが気付かない状態で悪意ある第三者に通信内容を傍受される可能性がある。対象となるバージョンは「v1.10.00」から「v1.18.00」で、すでに提供されている最新バージョンにアップデートするよう推奨されている。
2016年01月18日米AppleがiOS 9の次期アップデート「iOS 9.3」のプレビューを公開した。夜間にディスプレイの表示をナイトモードに自動的に切り替える「Night Shift」、学習にiPadを活用するためのエデュケーション向け機能「Education」といった全く新しい機能のほか、「メモ」「ヘルスケア」「News」などの標準アプリにも強化や新機能の追加が行われる大きなアップデートになる。モバイルデバイスやPCを夜間に使用すると、ブルーライトによってサーカディアン・リズム(昼と夜の周期による1日のリズム)が崩れて不眠につながる恐れがある。Night ShiftはiOSデバイスの時間とロケーションに基づいて、日没後にディスプレイの表示を自動的により暖色で目に優しい設定に切り替え、翌朝に通常の設定に戻す。iOS 9で機能が増加し、様々な情報を扱えるようになった「メモ」アプリ。金融関連や医療関連、またはログイン情報といったプライベートの情報も安全に管理できるように、パスワードやTouch IDを使って情報を保護するセキュリティ機能が加わる。またメモを作成日、変更日、タイトルなどでソートできるようになる。健康やフィットネスに関連するアプリのデータを一カ所で管理できる「ヘルスケア」。ダッシュボードが改善され、サードパーティのアプリとの連係が向上する。たとえば、体重、ワークアウト、睡眠といったカテゴリーで、対応するサードパーティアプリがスライダーメニューで表示され、簡単にダッシュボードに追加できるようになる。またApple Watchのムーブ、エクササイズ、スタンド、そして目標などのデータもヘルスケアに表示されるようになる。iOS 9と共にプレビュー公開されたEducationには、以下のようなサービスやアプリ、機能が含まれる。Shared iPad:生徒がログインして、それぞれの環境を呼び出しながら利用し、複数の生徒でiPadを共有する。生徒に一台のiPadを用意できなくても、共有することで効率的に全体で活用できるようになる。Classroomアプリ:iPadを使った授業をアシストする教師向けアプリ。Apple School Manager:Apple IDの作成、アプリの購入、デバイスのセットアップなど管理者向けポータル。Managed Apple ID:パスワードのリセット、IDのグループ作成、権限のカスタマイズなど学校での利用に即してデザインされたエデュケーション向けApple ID。ニュース・アプリ「News」(米国/英国/オーストラリアで提供中)は、ユーザーが関心を持つ分野のニュースや記事をまとめて配信するパーソナライズ機能「For You」が向上する。新しい記事をアップデートするスピードが高速になり、トレンド表示やエディタのオススメが利用者の発見を促す。記事にビデオが含まれている場合、フィードから直接再生できようになり、iPadだけではなく、iPhoneでもランドスケープ表示が利用可能になる。iPhoneを接続してカーAV機器と連動させる「CarPlay」も音楽やマップ機能が向上する。音楽は、Apple MusicのNewとFor Youに対応、マップは近くのガソリンスタンドや駐車場、レストランなどをリストする「この周辺」をサポートする。なお、AppleはCarPlayのページにおいて、2016年以降にCarPlayをサポートするメーカーと車種のリストを公開した。これまではパートナーメーカーのみだったが、車種まで具体的にリストされているので購入の計画の参考になる。AppleがiOS 9.3プレビューで公開している情報は以上だが、9to5Macによると、iOS 9.3では他にも数多くの機能追加が計画されている。たとえば、3D Touchでアプリの切り替え画面にアクセスする際に、操作に振動のフィードバックが加わり、切り替わったタイミングが分かりやすくなる。「天気」「設定」「コンパス」「ヘルスケア」が3D Touchに対応、「App Store」「iTunes Store」の3D Touchショートカットが改善される。「Wallet」アプリのApple Payやパスから連動するサードパーティのアプリに移動でき、またApple Watchのアクティビティデータを表示する「アクティビティ」アプリにワークアウトが加わる。そしてSiriがヘブライ語とマレー語をサポートする。
2016年01月12日メディア・インテグレーションは、PC/Mac/iOSで本格的なマイク・レコーディングを可能にするプロフェッショナルUSBレコーディング・ソリューション「Lewitt DGT450」を発売した。同社オンラインストア価格は3万2,800円。同製品では、プロフェッショナル品質のコンデンサー・マイク本体に、プリ・アッテネーション、ハイパス・フィルター、ヘッドフォン・アンプ、さらにPC、Mac、iOSに対応したUSBオーディオ・インタフェース機能などを搭載する。また、USBバスパワー駆動にも対応(iOS接続時には別途、電源供給が必要)。無料のiOSアプリ「Lewitt Recorder」と組み合わせることで、場所を選ばず高品位(最大24bit/96kHz対応、ダイナミックレンジ:93dB)なレコーディングが容易に行えるという。なお、シンガーソングライター・モード(マイク+ライン入力)での使用を可能にするブレイクアウト・ボックスもオプションとして用意する。
2016年01月05日iOSアプリは機能が向上しているが、一方では複雑化している。機能が増えるにつれ、設定を要する項目が増加し、オプション画面にはスイッチがずらりと並ぶ。どしどしアプリをインストールすると、どのアプリのどの画面にどのようなスイッチがあるか記憶しておくことは困難だ。しかし、機能の名称は意外に覚えているもの。たとえば、画面の解像度に関する機能であればスイッチの名称に「解像度」という単語が含まれるケースは多く、オーディオに関する機能であれば「再生」が含まれる可能性は高い。そのように機能名の一部を手がかりにスイッチを探すことができれば、設定変更で悩むことは少なくなるだろう。機能名でオプション項目/スイッチを探す場合は、iOS 9から『設定』アプリに追加された検索機能を利用しよう。『設定』からスイッチ類を操作できるよう開発されたアプリしか対象にならないが、App Storeで公開されているサードパーティー製品を含め、高い確率で検索対象となる。もちろん、『設定』から操作できるiOSに標準装備のアプリはすべてが対象だ。使いかたはかんたん。『設定』を起動し、画面の適当な位置を下方向へフリックしよう。すると、画面上部に検索フィールドが現れるので、そこへ検索したい機能名(の一部)を入力すると、ただちに該当する設定項目がリストアップされる。入力内容に応じて検索結果が変わるため(インクリメンタルサーチ)、すべてを正確に入力する必要はない。軽い気持ちで試してみよう。
2016年01月04日ドスパラが配布している無料のAndroid用/iOS用アプリ「ドスパラアプリ」では、2016年1月3日(日)まで「最大総額2,016万ポイントプレゼントキャンペーン」を実施中だ。店頭チェックインすると、もれなく200円分のポイントが付与される(通常は10円分)。ドスパラアプリの対応OSは、Android 2.3.3以降、iOS 7.0以降。ポイント付与の対象となるのは、ドスパラアプリをインストールして会員登録(無料)を済ませたユーザー。店頭チェックインによるポイント付与には最大で10分ほどかかり、キャンペーン期間中の付与ポイントは当日のみ有効(翌日に消失)。また、キャンペーン期間中の総付与ポイントが2,016万ポイントを超えた場合は、2016年1月3日(日)より前にキャンペーン終了となる。
2015年12月28日リコーとリコーイメージングは12月22日、全天球カメラ「RICOH THETA(リコー・シータ)」で撮影した動画を編集するアプリ「THETA+ Video for iPhone」を提供開始した。アプリのダウンロードは無料。対応OSはiOS 8.0以降で、Android版アプリは現時点で提供されていない。THETA+ Video for iPhoneは、「RICOH THETA S」「RICOH THETA (m15)」で撮影した全天球動画や、画像編集アプリ「THETA+」で作成したタイムラプス動画を編集するアプリ。10種類のフィルターで動画の色調を変えられるほか、全天球動画の見え方を4種類(Mirror ball、Little planet、Equirectangular、Rectilinear)から選択できる。このほか、動画の尺を好きな長さに切り取るトリム機能、動画にBGMを挿入する機能、編集した動画をInstagramやFacebookなどのSNSに投稿する共有機能を持つ。
2015年12月22日●「Card Sleeve」とは「Card Sleeve」というiOSアプリをご存知だろうか? アナログなカードをスマホアプリでデータベース化するアプリだ。データを写真とメモで保存するという点は「Evernote」系のノートアプリ類に似ているかもしれない。しかし、「Card Sleeve」はインタフェースやビュー画面がカード類の管理に特化している点が特徴だ。ここでは、どういった機能があるのか、またどういった使い方ができるのかを紹介していきたい。○アナログなカードをデジタル化してまとめるアプリ「Card Sleeve」の機能はいたってシンプル。診察券やトレカ、名刺など様々なカードをカメラで撮影するか、もしくは写真・アルバムアプリから写真を選択して取り込み、カード名とメモを入力して保存するだけだ。カードデータはタグで管理することができ、検索画面ではタグとキーワードでカード検索が可能。ただし、「Card Sleeve」がノートアプリと違う点は、カードの表面と裏面の写真と両面の写真のメモをひとつのカードデータとして保存できること。診察券のように表面に診察券番号、裏面に診察日と、両面に必要な情報が記載されている場合でもひとつのデータとしてまとめることができる。また、全カードのビュー画面はデフォルトでは1列にカードが重なるホルダー風の画面だが、画面左上のビュー切り替えアイコンをタップすることで2列表示、4列表示に切り替えが可能。見たいカードをタップすればカードの表面の画面が表示され、反転ボタンで裏面が表示される。●データのエクスポート機能が便利○データのエクスポート・インポートが可能もうひとつ「Card Sleeve」の特徴として挙げたいのは、データベースをExcelのワークシート形式でエクスポートできる点だ。設定画面で「データエクスポート」を選択した上で、「エクスポートデータを開く」をタップすると共有可能なアプリが一覧表示されるので、任意のアプリを選択すれば保存される。エクスポートされたデータに記載されているのは、カード名とカードの写真、メモ、日付などだ。カードデータのエクスポートというと、使いどころが少なそうで地味な機能のように思うかもしれない。しかし、実際にExcelで1から写真入りのデータを作成しようとなると、写真の撮影から挿しこみなど意外に面倒だ。「Card Sleeve」を使えばスマホで撮影してデータベース登録することで、一括でデータ化できるのだ。コレクション管理などExcelで行ないたい場合、「Card Sleeve」でデータ作成というのもひとつの使い方だろう。また、エクスポートだけでなくインポート機能も搭載。エクスポートして保存した「Card Sleeve」のExcelデータを取り込むことも可能だ。●どう使うべきか○シンプルゆえに使い道が広がりそうなアプリ「Card Sleeve」の使い方としてはカードや名刺のデータ化がまず思い浮かぶだろう。実際、デフォルトの状態では、ダミーとして診察券のデータが入っている。しかし、カードだけにこだわる必要はなく、本の表紙を使って読書の記録を、ワインのラベルを保存して飲んだワインのデータを保存する、といった使い方も可能。また、すでに撮影した写真もデータベース化できるので、思い出の写真集としても使うことができるだろう。もっと考えれば、写真として撮影できるものなら何でも適用できるので、フィギュア、アクセサリー、時計など手持ちのコレクションのデータベースを作成するという使い方もアリだ。機能がシンプルだが、そのシンプルさゆえに多くの使い道があるのが「Card Sleeve」のよさだろう。○使い道が見つかれば「Card Sleeve」は便利なアプリただし、使っていて「もう一歩!」と思う点も少なくない。個人的には名刺などの取り込みを行なっていて「OCR機能や台形補正機能がついていたら便利だろうな」と思うことが何度かあった。また、タグでデータを分類できるものの、データの種類によってフォルダ分けや新たなデータベース作成ができないのが残念なところ。また、エクスポートも全データを一括で行なうので、必要なデータだけ抜き出してということはできない。あればいいのに的な要素が入っていない点が惜しいところだが、とはいえ簡単な操作でデータベースが作れるのはやはり便利だ。後はアナログな物を画像データベースとして残したいかどうかという、ユーザー側のモチベーション次第。保存したいカードやコレクションがあるなど、使う目的があれば便利なアプリになるだろう。
2015年12月22日米IBMは12月17日(現地時間)、Appleとのパートナーシップの1つの成果として、100を超えるIBM MobileFirst for iOSアプリを提供したと発表した。これらのアプリは14の業界と65の職種にわたって「働き方を変革する」もので、金融アドバイザーから、客室乗務員、救急隊員、看護師、小売業界の購買担当者まで、幅広いニーズに対応する。アプリは、IBMのビッグデータ・アナリティクスの能力と、Appleの"ユーザー体験"を融合している。これにより企業は、新たなレベルの効率性、有効性、顧客満足を、これまでよりも迅速かつ容易に実現できるとしている。すでにAir CanadaやAXA、Coca-Cola Amatil、日本郵便、Rimac、Vodafone Netherlandsなどの多数の企業がIBM MobileFirst for iOSアプリを利用しているという。IBMは、今後リリースする多くのIBM MobileFirst for iOSアプリに「Watson」のコグニティブ機能を採用。アプリが従業員や顧客のニーズを継続的に学習し、効果的にデータを構築して活用できるようにする。同社はほかにも、iPad Pro用エンタープライズ・アプリの開発を進めている。それらのアプリでは、デバイスが持つ、高度な処理能力や大画面を活用する。また、iOS 9のマルチタスキング機能を利用して、ビジネス・ユーザーが同時に2つのアプリを並べて作業できる。ほかにも、Apple Pencilに対応したアプリを提供することで、部屋のデザインやレイアウト、トランザクションのログ、メンテナンス・ログへの注記の追加などの作業を、より正確かつ機能的に行えるという。両社は今後も、自動車や高齢者、化学・石油などの新市場へポートフォリオを拡張していくと発表している。
2015年12月18日レーベルゲートは12月17日、iOS用の音楽プレーヤーアプリ「moraプレイヤー」のアップデート(v1.2.0)を行い、ハイレゾ音源の再生機能を追加した。アプリの対応OSはiOS7.0以降。アプリのダウンロードは無料。今回のアップデートにより、moraプレイヤーでFLAC 192kHz/24bitを再生できるようになった。moraプレイヤーでハイレゾ音源を再生するには、iOS端末を外部DACと接続する必要がある。また、48kHz/24bitを超えるファイルをiPhoneから直接再生すると、48kHz/24bitにダウンコンバートされる。
2015年12月17日米IBMは、米Appleとのパートナーシップの成果として、100を超える「IBM MobileFirst for iOS」アプリを提供したことを発表した。これらのアプリは、14の業界と65の職種で利用されているとのことだ。IBMとAppleは、2014年7月に企業向けモバイル分野において、広範囲での業務提携を行うことを明らかにし、その年の12月にエンタープライズ向けソリューション「IBM MobileFirst for iOS」の第一弾製品を発表した。銀行、小売、保険、金融、通信、運輸、政府機関などをターゲットにした10個のiOSアプリを最初にリリースし、2015年3月にはポートフォリオを拡大。旅行・運輸、小売、銀行・金融サービスの課題を解決する3種類のソリューションを追加した。今回の発表では、14の業界と65の職種で利用されていることがアナウンスされ、金融アドバイザーから、客室乗務員、救急隊員、看護師、小売業界の購買担当者まで多岐に亘る職種のワークスタイルに変化を齎したことを強調した。また、消費財、自動車、高齢者、化学・石油などの新市場へのポートフォリオの拡張を進めていることも明言している。両社の製品を取り入れた企業として、Air Canada、AXA 、Coca-Cola Amatil、日本郵便、Rimac、Vodafone Netherlandsが紹介されたほか、中東地域の主要金融機関の1つであるAbu Dhabi Islamic Bank、ヨーロッパの最大手家電メーカーとして有名なBosch BSH、スカンジナビアの最大手航空会社SASでも導入されたというステートメントを発している。
2015年12月17日マネーツリーは、iOS向けに提供していた資産管理アプリ「Moneytree」のWebバージョンを公開した。同社はこれまで、iOS端末向けにサービスを提供していたが、これによりMacやWindows PC、各種モバイルデバイスからの利用が可能となる。他社のサービスでは有料で提供されている機能の多くが、Moneytreeでは無料で利用できるのが特徴だ。また、iOSアプリで培ってきたノウハウをベースに、シンプルで見やすく使いやすいユーザーインターフェースを採用したことも特徴となっている。iOSでフィーチャーされている機能は、Webバージョンでも使うことができ、Moneytreeの基本となる、個人資産管理サービス、経費精算サービス「Moneytree PLUS」が対応するほか、後日、法人口座アグリゲーションサービス「Moneytree PRO」も利用できるようになるとのことだ。「Moneytree PLUS」に関しては、Webバージョンを利用することで、全てのデバイスにおいて3カ月の無料体験サービスを提供する。Webバージョンで提供される主なサービスは以下の通り。無制限の過去のデータ取得11件以上の金融口座の連携複数口座のデータの一括取得広告の非表示グラフ機能および内訳項目テンプレートの複数作成バックアップサービスサービスの継続性保証ポイントの期限切れなどの通知全般Webバージョンの新機能も用意されており、経費精算機能では、大量の領収書を処理したい場合、まとめてドラッグ&ドロップするだけで作業が行える。さらに資産管理サービスにおいてはチャットサービスを提供する。使用方法や不明な点がある場合、営業時間内であれば、その場で回答、サポートしてくれる。なお、Webバージョンの対応ブラウザは、Safari、Chrome、Internet Explorer 11、Firefoxとなっている。「Moneytree」は今年4月に、発売されたばかりのApple Watchに対応。6月には、e-文書法(電子帳簿保存法)に対応する形でのアップデートをリリースした。6月の時点でAndroid版の提供は、セキュリティ面での不安から見送られていたが、これで、Androidスマートフォン/タブレットのユーザーも安心して財布の管理を任せられるようになる。
2015年12月16日楽天銀行は15日、3D Touch(クイックアクション)ログイン機能をスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」に導入した。iOS9以上、iPhone6s(plus)以降の機種で利用可能。Androidには対応していない。○表示されるサービスは「振込」「入出金明細」「定期預金」「マネーサポート」の4つこのたびの3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を使えば、スマートフォン向け「楽天銀行アプリ」のアイコンをプレス(通常よりも強く押すこと)し、表示されるサービスを選択後、iPhoneに登録済みの指紋を「Touch ID」で認証するだけで、利用したいサービスへショートカットログインができる(引き続き、ログインパスワード入力によるログインも利用可能)。表示されるサービスは「振込」、「入出金明細」、「定期預金」、「マネーサポート」の4つで、これまでのようにホーム画面から選択する必要がないため、より簡単・便利に利用できるという。なお、各サービス内で取引をする際には、別途、暗証番号の入力が必要。 3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を導入したスマートフォン向け「楽天銀行アプリ」は、App Storeから無料でダウンロードできる。楽天銀行によると、「お客様の利用頻度の高い4つのサービスが表示される。一瞬でこれらのサービスを利用できるので、お客様の利便性は高まる。このような3D Touch(クイックアクション)ログイン機能を導入したアプリを提供しているのは、恐らく日本の銀行では初めて」としている。
2015年12月16日