老舗NPOとスタバが手を組んだ。「食料廃棄のインターネット化」で救われる多くの“食と人の命”。
「世界では食料が過剰生産されているのに、飢餓が無くならない」この矛盾した2つの事実に違和感を感じたことはないだろうか。また同時に、それを社会問題と感じて解決したいと思っても、どう行動すればいいのか分からない、或いは、3日後にはその意識すら忘れてしまう、という経験は今までになかっただろうか。 現在、全世界で生産される食料品の少なくとも3分の1がゴミとして廃棄され、7億9400万の人が飢餓で苦しみ、最悪の場合には命を落としている。 これらの問題に35年以上取り組んできたアメリカの老舗NPOが、スターバックスなどを巻き込んで、テクノロジーを利用した取り組みに乗り出した。