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ナマズの飼い方

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ナマズの飼い方
疲れた現代人の心を癒やしてくれるペット。見た目が美しい、自分のこだわりの世界観を水槽の中で実現できるといった点から、熱帯魚も人気です。熱帯魚と聞くと、カラフルな南国の魚を思い浮かべる方も多いのかもしれませんが、根強い人気を持つのが「ナマズ」の仲間。家で「ナマズ」を飼育するときの注意点をまとめます。

■基本セット

ナマズを飼う時に、まず注意が必要なのが、「どれくらいまで成長するのか」という点です。世界各国のナマズの仲間の中には、大人になっても数センチの種類もあれば、1メートル以上まで大きくなるものも…。まず自分の飼いたいナマズが、本当に飼育可能なのかを判断しましょう。その上で、適切なサイズの水槽を用意します。
もちろんろ過システムや水温計、照明、ヒーターなども必要。特にナマズは酸欠に弱いので、エアレーションがあると安心です。

■水槽の準備

必要なものが用意できたら、ナマズを迎えられるよう準備を整えましょう。ナマズは夜行性なので、昼間人の往来が激しい場所は、水槽設置に向きません。静かな環境を用意しましょう。砂、水、石、流木などを入れたら、忘れずに水質チェックを行います。「一晩おく」「カルキ抜きをする」なども、水を安定させるために有効です。安心できる水が用意できたら、いよいよナマズの登場。
しかし、いきなり水槽の中に放してはいけません。もともとの入れ物を、そのまま水槽に浮かべ、水温を合わせましょう。その後徐々に水槽内の水を加え、慣らしていきます。

■普段のお世話

普段のお世話は、基本的にはエサの供給と水質管理となります。エサはナマズによって異なります。日本に昔からいる種類のナマズはみんな肉食。熱帯魚ショップで生餌を購入し与えたり、専用の冷凍飼料を与えたりします。子供のナマズの場合、冷凍のエサにも慣れやすいので、比較的飼いやすいと言えるのかもしれません。


また、ナマズの仲間にはコケを主食とする種類もいます。オトシンクルスなどがこれにあたります。「水槽内のコケを食べてくれる」ので、「水槽内のお掃除屋さん」として重宝されています。ほかの魚を食べないので、もちろん混泳も可能です。

水質管理のためには、1週間に一度、水槽内の水替えを行いましょう。3分の1程度の水を入れ替える作業です。また、注意が必要なのが、水温についてです。冬季は寒くなりすぎるので、専用のヒーターで22~25度程度に保つ必要があります。


■ナマズの魅力とは?

ナマズの魅力は、様々な種類が存在するということです。大きさや食べ物、その性格も種類によって大きく異なります。日本のナマズと聞くと、なんだか地味な印象を持ってしまいますが、熱帯魚の世界では昔から人気の高い種類でもあります。成長後の大きさを考慮し、責任を持って飼うことができるのかどうかを判断しましょう。

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