なども、水を安定させるために有効です。安心できる水が用意できたら、いよいよナマズの登場。しかし、いきなり水槽の中に放してはいけません。もともとの入れ物を、そのまま水槽に浮かべ、水温を合わせましょう。その後徐々に水槽内の水を加え、慣らしていきます。
■普段のお世話
普段のお世話は、基本的にはエサの供給と水質管理となります。エサはナマズによって異なります。日本に昔からいる種類のナマズはみんな肉食。
熱帯魚ショップで生餌を購入し与えたり、専用の冷凍飼料を与えたりします。子供のナマズの場合、冷凍のエサにも慣れやすいので、比較的飼いやすいと言えるのかもしれません。
また、ナマズの仲間にはコケを主食とする種類もいます。オトシンクルスなどがこれにあたります。「水槽内のコケを食べてくれる」ので、「水槽内のお掃除屋さん」として重宝されています。ほかの魚を食べないので、もちろん混泳も可能です。
水質管理のためには、1週間に一度、水槽内の水替えを行いましょう。3分の1程度の水を入れ替える作業です。
また、注意が必要なのが、水温についてです。冬季は寒くなりすぎるので、専用のヒーターで22~25度程度に保つ必要があります。