世界で利用者増のWeverse、新サービス開始 国内アーティストのさらなる参加に意欲
グローバルファンダムライフプラットフォーム「Weverse」のメディア説明会が10日、都内で行われ、Weverse Japan代表のムン・ジス氏が事業の進捗状況や新たなサービスなどについて説明した。
アーティストのコミュニティページやライブ配信、オンラインコンサート、楽曲・グッズ購入など、あらゆるファン活動のツールの提供を目指すWeverse。3月の実績で1カ月あたりのアクティブユーザー数は1,000万以上に達し、商品の配送対応国も190以上、2024年の年間商品購入数は2,060万以上となった。
ユーザーの増加率(2024年の前年比)は、北米16%増、ヨーロッパ16%増、アジア29%増となり、特に台湾は54%と大きく伸長。日本も22%増と拡大しており、ムン氏は「Weverseを楽しんでいるユーザーは全世界で増えています」とアピールした。ちなみに、南極でも5人のユーザーが確認されているという。
そんな中で、3月27日から新たにスタートしたサービスが「Listening Party」。ファンとアーティストがプレイリストを共有し、リアルタイムで音楽を一緒に聴きながらチャットできるというもので、まずは「Spotify Premium」に対応。
近日中に「Apple Music」にも対応予定だ。
今月8日にはAyumu Imazu、同9日にはeillが早速アーティスト公式パーティーを開催。累計1,677人のファンがアクセスしたAyumu Imazuは「正直チャットだけで盛り上がるのかなって少し心配してたんですが、逆にいつもよりファンのみんなのコメントを拾うこともできたし、より近い距離で接することができたと感じてます。そこにプラス自分の曲が後ろで流れてるっていうすごくアットホームな空間ができたなって思います」と感想を話している。
昨年からYOASOBI、Mrs. GREEN APPLEと日本の大物アーティストも続々とコミュニティを開設。ムン氏は「ビッグアーティストの参加についても今、話を進めています。これからもよりたくさんの国内アーティストがWeverseを活用していただき、コミュニティの数を増やしていきたいと思っています」と意欲を示した。
Weverseでは、5月31日・6月1日に韓国・仁川永宗島のインスパイア・エンターテインメント・リゾートで音楽フェス「2025 Weverse Con Festival」を開催。
現時点で、チョン・ソナ、ミン・ギョンア、イ・ムジン、P1Harmony、LIGHTSUM、FIFTY FIFTY、&TEAM、TWS、NOWADAYS、NELL、KYUHYUN、10cm、LEE CHANGSUB、DREAMCATCHER、CHUU、TREASURE、LUN8、QWERの出演が発表されている。
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