描画ソフト「Illustrator CC」のこと、どれほど理解していますか? (1) Creative Cloudになって何が変わったのか
フォント検索機能の強化
文字パネルまたはコントロールパネルで、フォントの検索機能が強化されました。Webの検索と同様の検索で、条件として入力した文字がフォント名に含まれるフォントのみが表示されるので、たくさんのフォントを使用するユーザにはうれしい機能です。
ブラシでのイメージ画像の利用
アートブラシ、散布ブラシ、パターンブラシで、埋め込んだ画像データをブラシソースとして利用できるようになりました。
パターンブラシのコーナータイルの自動生成
パターンブラシをきれいに作成するには、パターンタイルをコーナータイルやサイドタイルごとに作成してスウォッチに登録する必要がありました。Illustrator CCでは、ベースとなるサイドタイルのオブジェクトから、コーナータイルを自動生成する機能を搭載。簡単なステップでパターンブラシを作成できるようになりました。
自由変形ツール
自由変形ツールは、オブジェクトを遠近感を保持しながら台形状に変形できるなど、変形には便利なツールです。しかし、Shiftキーやcommandキー(WindowsではCtrlキー)などとの併用が必要で、ちょっと使いづらいツールでもありました。