くらし情報『ユーザーをただ働きさせて儲ける!? 悪質サイトの実態を探る (1) ユーザーをただ働きさせて儲ける!? 悪質サイトの実態を探る』

2013年9月24日 10:45

ユーザーをただ働きさせて儲ける!? 悪質サイトの実態を探る (1) ユーザーをただ働きさせて儲ける!? 悪質サイトの実態を探る

そもそも、残りのポイント数を稼げるだけの広告が用意されていない場合もあり、結局、ユーザーは挫折してしまうことになります。

--ポイントをためている途中で挫折してしまうとどうなりますか。

当然、規定のポイントまで達していないので、現金又は電子マネーなどへの交換できません。しかし、悪質サイトとしては、ユーザーが途中でやめてくれれば現金を支払わなくてすんで、広告主からの広告料をすべて丸もうけできます。このように、ユーザーに途中で挫折してもらうために、わざと現金と交換できる必要最低限のポイント数を高く設定しているのです。

--他にはどのような事例がありますか。

例えば広告が10件用意されていて、10件の広告に登録すると1万円プレゼントしますというキャンペーンがあります。10件のうち、初めの5件くらいは無料の広告サイトで、6件目からが有料サイト、最後の1個が成果にならない広告になっています。


成果にならないというのは、たとえばそのサイトに入ってみると、どこにも登録の手続きをするフォームが見当たらないのです。ユーザーとしては、1万円もらえるならということでどんどん登録を進めていくのですが、最後の一つでコンプリートできない仕組みになっています。

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