やさしいママのヒミツ
さまざまな分野で活躍する多忙なママたちに「やさしいママ」でいるための秘訣を伺いました。また、手肌と地球にやさしいヤシノミシリーズの体験レポを楽しい漫画でもご紹介しています。
さまざまな分野で活躍する多忙なママたちに「やさしいママ」でいるための秘訣を伺いました。また、手肌と地球にやさしいヤシノミシリーズの体験レポを楽しい漫画でもご紹介しています。
いつも家族と一緒 「誰も無理しない」子育て #08 モデル asacoさん
ウーマンエキサイト
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今回の「やさしいママのひみつ」は、モデルで、キッズブランド「kitutuki(キツツキ)」のディレクター、ケータリング「マフィオ」など、幅広く活躍するasacoさん。9歳の女の子、7歳の男の子、3歳の女の子の、3人のママです。
asacoさんが子育てを通して、悩みながらたどり着いた、家族が仲良く、笑顔でいられる秘訣を教えていただきました。
早速、asacoさんの1日のスケジュールを見てみましょう。
7:00 : 起床。朝食
7:50 : 長女、長男が小学校へ
9:00 : 次女保育園へ。「マフィオ」の仕事があるときは仕込み
12:00 : マフィオ配達、モデルの仕事、kitutuki作業、打ち合わせなど
15:00 : 長女、長男帰宅。(できるだけ夫婦どちらかが在宅)
18:00 : 次女のお迎え
19:00 : 夕食
20:00 : 映画鑑賞
21:30 : 子どもたち就寝、夫婦の時間
0:00 : 就寝
ナレーターやフリーランスで音楽関係の仕事をするご主人は、ケータリング業でも活躍。asacoさんはモデルや「kitutuki」の仕事をしながら、フードユニットとして、ご主人をサポートしています。料理の下ごしらえや盛り付け、雑誌でのフードスタイリングなどを担当しているそう。
「お互いに事務所に所属していますが、自分でスケジュールを組めるので、家族でいる時間を最優先しています。小学生の2人が15時に帰ってくるので、夫婦どちらかがなるべく家にいるようにする、というのがルール。とはいえ、子どもたちが帰ってきても、それぞれが家でできることをしているので、次女が帰ってくるまでは仕事と家族の半々。
夕食を食べてから寝るまでは家族の時間ですが、それまでは側にいて、顔が見えるということが大切だと思っています」
長女の里稔ちゃんが産まれてから、会社に勤めていたというご主人。現在のような、夫婦で子育てをするスタイルになったのは、自然な流れだったのだそう。
「会社勤めで安心していたのですが、合わなかったみたいで、長男の理財が生まれてすぐの頃に急に辞めると言われたんです。不安が大きかったですね。今になってやっと、あのときに会社を辞めたから今の働き方になり、家族で過ごす時間を大切にすることに繋がっているんだなと思えます。
今は、朝食も夕食も一緒に作って食べる。東京は特に、夫婦ともに忙しく働いている人がほとんどだから、そういうことができるのは珍しいのかなと思います」
ご主人のことを“お母さん”のようだと話すasacoさん。誰よりもご主人が、家族との時間を大切に考えているのだそう。夫婦で一緒に子育てに取り組んできたからこそ、仕事と両立ができ、3人目のお子さんまで考えられたといいます。
「子育てをしているとイライラすることもありますが、夫婦で見ているから、どちらかが緩衝材になっている、というのはありますね。私は感情のままに怒ってしまいがちですが、夫の冷静な言葉にハッとしたり、バランスを保つことができている気がします。
夫が会社勤めをしている頃は、付き合いで飲みに行くこともあって、お酒が大好きな私は、彼だけが飲みに行くことがストレスになっていました。
でも今は、私も子どももみんなが楽しめるように、友だちを家に呼んでみんなでごはんを食べています。そういう機会がたくさんあるから、子どもたちも『今日も誰か来る?』って楽しみにしている。夫はもてなすのが好きだから、そんなときはごはんもほぼ全部作ってくれるんです」
モデルの仕事では、お子さんたちと一緒に撮影することも多く、いつも家族一緒。でもときには、一人になりたいときもあるのだとか。
「子どもが小さいときはできなかったけれど、次女が3歳すぎて、ようやく夜、友だちとごはんに行けるようになって、すごく嬉しかったです。そういう時間はお互いに作るようにしていますね。この9年間、ずっと母だったけれど、ようやく女性として、違うスイッチを入れていきたいなという気持ちになりました」
弟と妹の面倒を見てくれる、しっかり者の長女・里稔ちゃん、好きなこと(今は相撲に夢中!)に没頭する長男・理財くん、そして家族のアイドルでみんなを笑わせてくれる、次女の翠ちゃん。3人でずっと楽しそうに遊んだり、とても仲良しな兄弟です。
「子どもたちは家族が大好き。でも、もうちょっと上の年齢になったら、親や家族より友だちが一番になるから、一緒に出かける機会も減ると思います。
子どもが3人もいると、外出するのは結構大変で、ようやく目的地に着いたと思ったらクタクタになりますが、限られた時間だと思うと、そんなイライラも収まります。
いま私たちにできることは、いろいろなものを見せてあげたり、経験させてあげることかなと思っているんです」
そんなasacoさんが、最近家族で楽しんでいるのが、映画鑑賞。スクリーンを下ろして、プロジェクターで映像を投影し、寝る前のひとときを楽しんでいるのだそう。
「テレビを持っていない代わりに、映画を子どもたちに観せたいと思ってはじめました。ディズニー系の映画から、『ローマの休日』のようなクラシックな映画まで。下の2人は寝てしまったりもしますが、長女は結構観ていますね。
まだ理解が難しい字幕も、ストーリーを想像してほしいなと思って観せています。丸一本観るのではなく、続きは明日ねって。子どもたちも楽しみにしていますね」
もうひとつ、asacoさんが「家族みんなが楽しめる」と発見したのが、散歩でした。
「長女一人のときは、遊園地などいろいろな場所へ連れて行ったのですが、あまり楽しんでいなかったりして、『こんなに頑張って連れてきたのに』と思うこともありました。
もともと、私も夫もあてもなく街歩きをするのが好きで、それに子どもたちを付き合わせるようになったら、みんな楽しくなったんです」
「歩いた先にあった公園で遊んだり、用事のついでに街を散策したり。その日の目的地を決めるより、何気ない散歩が休日の過ごし方で一番多いですね。
きっと喜ぶだろうと連れて行った場所が、子どもにはあまり響かなかったりもするけど、ただ街を歩いていると、『こんなところに寄りたいの?』と、新しい発見があります。なんでもない段差でずっと遊んでいるのを見ると、こんなにシンプルなことでいいんだと思って。
子どもはどんな場所でも遊べるから、子どもが反応したところに寄り添ってあげる。大人がガチッと決めないで、子どもの感覚に任せて過ごしています。兄弟3人で一緒にいるだけで楽しそうだから、そんなに無理をしなくてもいいんですよね」
asaco(アサコ)さん
娘さん:里稔(りねん)ちゃん9歳、翠(すい)ちゃん3歳 、息子さん:理財(りざい)くん7歳
モデルとして、雑誌や書籍、CMなどで活躍する。2013年より、キッズブランド「kitutuki」をスタート。オリジナルテキスタイルを用いて、子どもたちの生活がより楽しくなる洋服や小物を提案するほか、キッズ向けのワークショップも開催している。また2015年より、主人とフードユニット「マフィオ」も始動。雑誌や広告のフードスタイリングをはじめ、ケータリング業を手がける。
http://kitu-tuki.com/
instagram: @hiratoko_asaco、@hiratoko.mafio
娘さん:里稔(りねん)ちゃん9歳、翠(すい)ちゃん3歳 、息子さん:理財(りざい)くん7歳
モデルとして、雑誌や書籍、CMなどで活躍する。2013年より、キッズブランド「kitutuki」をスタート。オリジナルテキスタイルを用いて、子どもたちの生活がより楽しくなる洋服や小物を提案するほか、キッズ向けのワークショップも開催している。また2015年より、主人とフードユニット「マフィオ」も始動。雑誌や広告のフードスタイリングをはじめ、ケータリング業を手がける。
http://kitu-tuki.com/
instagram: @hiratoko_asaco、@hiratoko.mafio
asacoさんが子育てを通して、悩みながらたどり着いた、家族が仲良く、笑顔でいられる秘訣を教えていただきました。
■チームのように、いつも一緒の家族
早速、asacoさんの1日のスケジュールを見てみましょう。
7:00 : 起床。朝食
7:50 : 長女、長男が小学校へ
9:00 : 次女保育園へ。「マフィオ」の仕事があるときは仕込み
12:00 : マフィオ配達、モデルの仕事、kitutuki作業、打ち合わせなど
15:00 : 長女、長男帰宅。(できるだけ夫婦どちらかが在宅)
18:00 : 次女のお迎え
19:00 : 夕食
20:00 : 映画鑑賞
21:30 : 子どもたち就寝、夫婦の時間
0:00 : 就寝
ナレーターやフリーランスで音楽関係の仕事をするご主人は、ケータリング業でも活躍。asacoさんはモデルや「kitutuki」の仕事をしながら、フードユニットとして、ご主人をサポートしています。料理の下ごしらえや盛り付け、雑誌でのフードスタイリングなどを担当しているそう。
asacoさんが手がける、「kitutuki」の子ども服は子どもたちも愛用
「お互いに事務所に所属していますが、自分でスケジュールを組めるので、家族でいる時間を最優先しています。小学生の2人が15時に帰ってくるので、夫婦どちらかがなるべく家にいるようにする、というのがルール。とはいえ、子どもたちが帰ってきても、それぞれが家でできることをしているので、次女が帰ってくるまでは仕事と家族の半々。
夕食を食べてから寝るまでは家族の時間ですが、それまでは側にいて、顔が見えるということが大切だと思っています」
© マフィオ/平床政治+asaco
© マフィオ/平床政治+asaco
長女の里稔ちゃんが産まれてから、会社に勤めていたというご主人。現在のような、夫婦で子育てをするスタイルになったのは、自然な流れだったのだそう。
「会社勤めで安心していたのですが、合わなかったみたいで、長男の理財が生まれてすぐの頃に急に辞めると言われたんです。不安が大きかったですね。今になってやっと、あのときに会社を辞めたから今の働き方になり、家族で過ごす時間を大切にすることに繋がっているんだなと思えます。
今は、朝食も夕食も一緒に作って食べる。東京は特に、夫婦ともに忙しく働いている人がほとんどだから、そういうことができるのは珍しいのかなと思います」
■飲みに行けないなら、友人を自宅に招く
ご主人のことを“お母さん”のようだと話すasacoさん。誰よりもご主人が、家族との時間を大切に考えているのだそう。夫婦で一緒に子育てに取り組んできたからこそ、仕事と両立ができ、3人目のお子さんまで考えられたといいます。
「子育てをしているとイライラすることもありますが、夫婦で見ているから、どちらかが緩衝材になっている、というのはありますね。私は感情のままに怒ってしまいがちですが、夫の冷静な言葉にハッとしたり、バランスを保つことができている気がします。
夫が会社勤めをしている頃は、付き合いで飲みに行くこともあって、お酒が大好きな私は、彼だけが飲みに行くことがストレスになっていました。
でも今は、私も子どももみんなが楽しめるように、友だちを家に呼んでみんなでごはんを食べています。そういう機会がたくさんあるから、子どもたちも『今日も誰か来る?』って楽しみにしている。夫はもてなすのが好きだから、そんなときはごはんもほぼ全部作ってくれるんです」
モデルの仕事では、お子さんたちと一緒に撮影することも多く、いつも家族一緒。でもときには、一人になりたいときもあるのだとか。
「子どもが小さいときはできなかったけれど、次女が3歳すぎて、ようやく夜、友だちとごはんに行けるようになって、すごく嬉しかったです。そういう時間はお互いに作るようにしていますね。この9年間、ずっと母だったけれど、ようやく女性として、違うスイッチを入れていきたいなという気持ちになりました」
■限られた時間だからこそ、親ができること
里稔ちゃんがピアノを弾くと、隣で踊り出した理財くん
弟と妹の面倒を見てくれる、しっかり者の長女・里稔ちゃん、好きなこと(今は相撲に夢中!)に没頭する長男・理財くん、そして家族のアイドルでみんなを笑わせてくれる、次女の翠ちゃん。3人でずっと楽しそうに遊んだり、とても仲良しな兄弟です。
「子どもたちは家族が大好き。でも、もうちょっと上の年齢になったら、親や家族より友だちが一番になるから、一緒に出かける機会も減ると思います。
子どもが3人もいると、外出するのは結構大変で、ようやく目的地に着いたと思ったらクタクタになりますが、限られた時間だと思うと、そんなイライラも収まります。
いま私たちにできることは、いろいろなものを見せてあげたり、経験させてあげることかなと思っているんです」
子ども部屋で黙々と、おままごとをして遊んでいた翠ちゃん
そんなasacoさんが、最近家族で楽しんでいるのが、映画鑑賞。スクリーンを下ろして、プロジェクターで映像を投影し、寝る前のひとときを楽しんでいるのだそう。
スクリーンを下ろすと、リビングがミニシアターに。子どもたちと気軽に映画を楽しめます
「テレビを持っていない代わりに、映画を子どもたちに観せたいと思ってはじめました。ディズニー系の映画から、『ローマの休日』のようなクラシックな映画まで。下の2人は寝てしまったりもしますが、長女は結構観ていますね。
まだ理解が難しい字幕も、ストーリーを想像してほしいなと思って観せています。丸一本観るのではなく、続きは明日ねって。子どもたちも楽しみにしていますね」
■大人がガチッと決めず、子どもの感覚に任せる
もうひとつ、asacoさんが「家族みんなが楽しめる」と発見したのが、散歩でした。
「長女一人のときは、遊園地などいろいろな場所へ連れて行ったのですが、あまり楽しんでいなかったりして、『こんなに頑張って連れてきたのに』と思うこともありました。
もともと、私も夫もあてもなく街歩きをするのが好きで、それに子どもたちを付き合わせるようになったら、みんな楽しくなったんです」
「歩いた先にあった公園で遊んだり、用事のついでに街を散策したり。その日の目的地を決めるより、何気ない散歩が休日の過ごし方で一番多いですね。
きっと喜ぶだろうと連れて行った場所が、子どもにはあまり響かなかったりもするけど、ただ街を歩いていると、『こんなところに寄りたいの?』と、新しい発見があります。なんでもない段差でずっと遊んでいるのを見ると、こんなにシンプルなことでいいんだと思って。
子どもはどんな場所でも遊べるから、子どもが反応したところに寄り添ってあげる。大人がガチッと決めないで、子どもの感覚に任せて過ごしています。兄弟3人で一緒にいるだけで楽しそうだから、そんなに無理をしなくてもいいんですよね」