映画『ダム・キーパー』制作決定 - 元ピクサーのスタッフによる短編アニメが長編化
アニメーション映画『ダム・キーパー』の制作が決定。アニメーションスタジオ・トンコハウスによる同名の短編作品を、トンコハウスと20世紀フォックスアニメーションによる共同制作で長編化する。
トンコハウスとは?
トンコハウスは、元ピクサーのアート・ディレクター(『トイ・ストーリー3』、『モンスター ズ・ユニバーシティ』、『レミーのおいしいレストラン』)であるロバート・コンドウと堤大介が設立したアニメーションスタジオ。
短編アニメーション『ダム・キーパー』
そんなトンコハウスの最初のプロジェクトが、短編映画『ダム・キーパー』。世界75を超える映画祭で上映され、計25の賞を受賞。さらに2015年の米国アカデミー賞ではベスト短編アニメーション部門にノミネートされている。
『ダム・キーパー』のあらすじ
世界が大気汚染にさらされた時代に、大きなダムで汚れた大気と暗雲の影響を防ぐことで、なんとか生きながらえていた小さな街が舞台。家族代々受け継がれて来たダム・キーパーの仕事を務める主人公の豚の少年は、8時間に一度風車を動かす事で、汚染された空気をダムの外側に追い出している。
そんなある日、家族も友達もいない孤独な少年が通う学校に天真爛漫なキツネの転校生がやってくるが、そのキツネとの出会いが少年の人生を大きく変えていくーー。