『PLAN 75』倍賞千恵子が「林檎の樹の下で」を歌うカラオケシーンが公開 監督はあえて下手に歌うようにリクエスト
この度、主演の倍賞千恵子の誕生日、6月29日を記念して、劇中、倍賞が演じるミチが、職場の同僚である友人たちとカラオケに興じる本編映像が公開された。ミチの十八番は「林檎の樹の下で」。劇中ではこの歌が印象的に使われている。もとはアメリカの楽曲で、日本では1937年にディック・ミネが日本語訳で歌ったことで一躍有名に。その後、度々カバーされ、周防正行監督の映画『シコふんじゃった。』(1992)のエンディングやドラマ、CMでも使用されてきた。早川監督はこの曲を選んだ理由を「もともと好きな曲、“また明日も会いましょう”という歌詞が生きることを物語っていて、映画ともリンクしていると思った」と語っている。
倍賞自身はこの場面の撮影を振り返り、「早川監督からは、あえて下手に歌ってください、とリクエストを受けた。
それが難しかった」と語っている。倍賞の美しい歌声、そしてミチの隣で軽快なリズムをとる大方演じる稲子の姿も見どころとなっている。
なお、6月25日(土)には倍賞のバースデーコンサートが開催予定。そこでは「林檎の樹の下で」も初披露される。
『PLAN 75』
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