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「14歳から考えたい」オクスフォード大学出版“A Very Short Introduction”シリーズの翻訳書第7弾『14歳から考えたい 暴力』4月16日発売!

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詳細ページ : https://www.subarusya.jp/book/b658072.html

株式会社すばる舎(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:徳留慶太郎)は、「14歳から考えたい」オクスフォード大学出版“A Very Short Introduction”シリーズ第7弾として『14歳から考えたい 暴力』を4月16日に発売。

内容

ヒトの攻撃性は、はたして〈生まれつき〉か、それとも育った環境で〈獲得されるもの〉か――。

一対一の決闘では、相手にはそれ相応のケガを負わせ、逆に自分の損傷は小さくしたいと だれもが考えるが、人類のこぶし(手)と顔はまさにそうなるよう進化したという説もあるとか。

〈暴力〉は人類が太古からもっている特徴のひとつで、時代や地域をとわず存在してきたが、 あらゆる集団や個人が一様に暴力的ということはなく、各時代・各地域によって〈差〉がある。
また一般的に、時代をさかのぼるほど暴力的だったと、とりわけ欧米では考えられているが、 近・現代史をたどることで本書は、かならずしも暴力が減少しているとはいえないと主張する。

対人暴力やジェンダー暴力、集団的暴力や宗教的暴力、過去から現代の暴力まで、多様な暴力に光をあて、それこそ暴力について多様な考え方があることを知る一冊。

目次

第1章暴力、 その過去と現在(定義の問題/昔はどれくらい暴力的だった?ほか)
第2章親密関係間暴力とジェンダー暴力(家庭内暴力/戦時下の性的暴行ほか)
第3章対人暴力(殺人/例外の米国/世界のほかの地域についてほか)
第4章聖なるものと世俗的なもの(死刑と暴力のスペクタクル/宗教と暴力ほか)
第5章集団的・共同体的暴力(群集心理/集団的暴力における人種と宗教ほか)
第6章暴力と国家(ジェノサイド/無差別爆撃/テロリズムほか)
第7章暴力の性質の変化(表面化しにくくなった暴力/スローバイオレンスほか)
参考文献/さらに読みたい読者に/索引


本文より


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書籍概要

発行 :株式会社すばる舎
著者 :フィリップ・ドワイヤー
翻訳者 :荻野哲矢
版形 :四六判
頁数 :264ページ
ISBN :978-4-7991-1308-0
Cコード :0030
価格 :本体2200円+税

著者略歴

◆Philip Dwyer(フィリップ・ドワイヤー)
オーストラリアのニューカッスル大学歴史学部教授、同大「暴力研究センター」創設ディレクターのち所長。ナポレオンの伝記(3巻本)など、フランスの革命期および第一帝政期について幅広く執筆している。
Cambridge World History of Violence(全4巻、2020年)の責任監修をつとめ、そのほかの編著書に Cambridge History of the Napoleonic Wars(2021年、Michael Broers と共編)がある。現在、暴力の世界史と偶像破壊運動(イコノクラズム)史の執筆に取り組んでいる。
◆荻野 哲矢(オギノテツヤ)
1978年生まれ。翻訳者。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。訳書に 『スロウダウン』(化学同人)、『20世紀建築の巨匠に学ぶ 名作住宅をつくる方法』(エクスナレッジ)、『第2次世界大戦 作戦マップ』(河出書房新社、共訳)、『週2日ゆる断食ダイエット』(幻冬舎)のほか、展覧会図録や子ども向け図鑑、ミステリーなど多数。

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