「10%ポイント還元」と「10%OFF」はどちらがおトク?
10%OFFで買った場合は、900円で買ったことになります。つまり、900円で1,000円の価値にあたるものを手に入れたということになります。
払った金額/手に入れた価値=900/1,000=0.9
割引率は10%
一方、10%ポイント還元される場合は、1,000×0.1=100円分のポイントがつくということです。
払った金額は1,000円ですね。そして、手に入れたものは1,000円の商品と100円分のポイントです。つまり、1,000+100=1,100円分の価値にあたるものを手に入れたということになります。
払った金額/手に入れた価値=1,000/1,100≒0.91
つまり、割引率は9%
(≒は「ほぼ等しい」という意味)
したがって、このケースでは10%ポイント還元よりも10%OFFのほうが割引率が高く、おトクであるという判断ができます。
ですから私は例えば飲食店で950円の食事をし、帰りに50円クーポン券をもらった時などは、すぐにこのような計算が働きます。
払った金額/手に入れた価値=950/1,000=0.95
つまり、割引率は5%
なんだ、このクーポンは5%OFFと同じレベルのサービスってことか。