久しぶりに見たケン君は少し痩せて格好良くなっていて。私はなんとも言えない気持ちになり、下を向いてしまいました。次の瞬間、ケン君は「ごめんね」と言って私をギュッと抱き寄せて、「二度とこんな思いはしたくない」とキス。ああ、私はケン君が大好きなんだ…そう再確認したら、自然とエスカレートしてしまったんですよね。自分から舌を入れて、貪るようなディープキスが止められなくなってしまいました。唇の周りは、お互いの唾液でだらしなく濡れていたと思います。次第にケン君の息遣いが荒くなり、Tシャツの上から胸を揉んできたところで、「ここじゃダメ…」そう言って、ベッドへと移動することになりました。
ベッドに寝そべったら、ケン君はまたキスをしてくれて、Tシャツの中に手を入れてブラジャーを外し、乳首の先端を指で優しくなでてきました。
それだけでも目がとろんとするほど気持ち良くて…。「美奈子の感じてる顔ってやっぱりキレイ」。初めてそんなことを言われました。
――いつもは言わない?
美奈子:
褒めたりしない人です。セックスも悪くはないけれど、ほぼマニュアル通りの流れで少し飽きていたので、意外な言葉を言われて乙女心がくすぐられたというか…。